
アニメ史上屈指の多くの視聴者にトラウマを植え付けた回のまとめ。鬱展開に定評のある「鬱アニメ」の中からさらに屈指の鬱回、トラウマ回を厳選しています。
「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」 「蝕」の衝撃的なトラウマ映像
『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』予告編 「蝕」の映像公開(216年周期で起きる「覇王の卵」によりゴッド・ハンドが誕生する「降魔の儀」)
グリフィスのたった一言「捧げる」・・・<蝕>が今、始まるーーー。
「降魔の儀」とは人間が使徒に転生するための儀式。ベヘリットによって召喚されたゴッド・ハンドによって行われ、「自らの半身とも呼べる最も大切なもの」を魔に捧げることで使徒に転生する。魔に捧げられた生贄は、体のどこかに生贄の烙印を刻まれる。
ベヘリットが発動すると異次元空間の扉が開き、そこを中心に黒く巨大な渦が発生する。216年周期で起きる「覇王の卵」によりゴッド・ハンドが誕生する降魔の儀は日食を伴い、「蝕」と呼ばれる。また1000年に1度ゴッドハンドの1人が受肉する「模蝕」がある。
グリフィスの絶望に共鳴したベヘリットの叫びが波動となり現れた、禍々しき異空間。守護天使ゴッド・ハンドが降臨する。壮麗なまでに凶暴な悪夢が爆ぜ、おびただしい数の使徒が鷹の団の者たちを喰らう。それは、5人目の守護天使の誕生とあらゆる闇が光を凌駕する時代のはじまりだった。
TVアニメ「ベルセルク」第1期ダイジェスト映像
『蒼穹のファフナー』第22話「守護〜ちから」、第23話「劫掠~おとり」
第22話「守護〜ちから」、第23話「劫掠~おとり」は、鬱展開に定評のある『蒼穹のファフナー』だが、その中でも屈指の鬱展開と言われる。

小楯衛の酷い死に方 通称、雑巾絞り。コックピットごとねじ切れて死亡。
地上波放映時(画像左側)と異なり、DVDおよびBlu-ray版(画像右側)では所々に血が追加されている。『蒼穹のファフナー』第22話「守護〜ちから」
小楯衛は、フェストゥムの攻撃に巻き込まれ、脱出が間に合わずコックピットごとねじ切れて死亡する。DVD、配信版ではコックピットの状態が見れるが血痕が生々しくついているため閲覧注意。
日野道生はコックピットポットの脱出を図った―――――――――
しかし、道生が脱出を企てたことは読心能力でマークニヒトにばれていた。 コックピットをマークニヒトに捕まれ、機体の頭に激突させられ死亡。通称、タッチダウン(もしくはダンクシュート)。度肝を抜かれた視聴者も多かっただろう。
『美少女戦士セーラームーン』第45話「セーラー戦士死す!悲壮なる最終戦」

『美少女戦士セーラームーン』第45話「セーラー戦士死す!悲壮なる最終戦」 主人公の「月野うさぎ」以外全員死亡するという衝撃的な鬱展開。苦情が殺到し社会問題となった。
主人公の仲間が一人ずつ死亡フラグを立てて主人公以外全員死亡するという衝撃的な内容で、当時の視聴者を呆然とさせた。特にショックを受けた幼女が「学校に行かない」「ご飯を食べない」「高熱を出した」などの報告が相次ぎ、テレビ朝日に苦情が殺到したり、新聞に保護者から批判の投書が多数寄せられる社会問題となった。
【美少女戦士セーラームーン】ムーンライト伝説【OP】
美少女戦士セーラームーン(第1シリーズ)
1992年3月7日 – 1993年2月27日まで、全46話が放送された。原作の第1期の「ダーク・キングダム編」に相当する。
木野 まこと(きの まこと)は、『無印』第45話では、DDガールズの触手に絡められたまま、自分を巻き添えにシュープリーム・サンダーを使用して死亡した。
水野 亜美 (みずの あみ)は、無印第45話ではジュピターの死で自暴自棄になっているうさぎに「しっかりしてほしい」と喝を入れ、仲間を先に行かせて、DDガールズのリーダーの幻影術の源をポケコンを使って破壊し死亡する。
愛野 美奈子(あいの みなこ)は『無印』第45話では、セーラームーンに銀水晶を渡さないように言い、クレッセント・ビームでDDガールズの一人を道連れに死亡した。
火野 レイ(ひの レイ)は、無印第45話でDポイントに乗り込む直前に、うさぎに雄一郎とキスしたのか聞かれ、「もしもの事があったら」と言ううさぎに「もしもの事なんてないわよ!」と怒る。DDガールズ戦では、仲間たちが戦死していく中最後の一人まで残り、セーラームーンに「喧嘩ばかりだったけど楽しかった」と言い残して戦いに行く。DDガールズの攻撃で氷山に飲み込まれるが、セーラームーンを襲おうとしたDDガールズの一人を倒し、もう一人のDDガールズによって致命傷を負う。セーラームーンを守るために最後の力を振り絞ってDDガールズを倒した後、「やっぱりうさぎの言う通り、雄一郎にキスしとけばよかったね」と言い残して死亡する。
第45話は主人公以外のセーラー戦士4人が次々と戦死、最終話である第46話においては主人公の月野うさぎ(セーラームーン)と地場衛(タキシード仮面)も死亡という衝撃的な展開にショックを受けて熱を出したり拒食になった子供がいたことが、親からの新聞の読者投書欄に掲載されたほどであった。ただし、最終話ラストで銀水晶の力でダーク・キングダムが復活してからの一年間の歴史がなかったことになり、第2シリーズ以降は主人公達の記憶にのみ存在する過去として扱われている。
『ラーゼフォン』第19楽章「ブルーフレンド」 悲劇の主人公的な王道ストーリー。
テレビアニメ「ラーゼフォン」オープニングテーマ「ヘミソフィア」
作詞 – 岩里祐穂 / 作曲・編曲 – 菅野よう子 / 歌 – 坂本真綾
『ラーゼフォン』(Rahxephon)は、ラーゼフォン製作委員会とフジテレビの製作によるロボット・SF・ラブストーリーTVアニメ。全26話。2002年1月21日から2002年9月10日までフジテレビで放送された。
出現したドーレム「ヴィブラート」は、フードを被った女性的なフォルムをしていた。
綾人は、朝比奈浩子の事を守りたいと強く思うが故に、目の前のドーレムが浩子であると気づけない。
朝比奈浩子(あさひな ひろこ)は、ラーゼフォンのパイロット「神名綾人」(かみな あやと)の高校のクラスメイトであり、小学校からの幼馴染。鳥飼とは恋人同士であるが、本当は綾人のことが好き。19楽章で綾人との逃亡生活中に再度血色の変化を自覚するが、綾人へ言い出すことができなかった。
ヴィブラートは既にムーリアンと化していた朝比奈浩子と同調したドーレム。
フードを被ったような姿をし、足に当たる部分の突起で攻撃する。何も気付かぬ綾人のラーゼフォンと戦闘、というよりほぼ一方的に破壊されながら、電光掲示板やテレビなどに隠していた浩子の本心を流し続けた。
綾人がそれに気づいたのはヴィブラートを破壊した後であり、当然浩子は既に死亡していた。

アヤトクン 渾身の一撃をドーレムに叩き込んだ直後、綾人はビルに映ったメッセージに初めて気づく。その時初めて、己が手に掛けているドーレムが誰であったかを理解し・・・
戦いの最後に、綾人は自分が殲滅したドーレムが何者であったか悟り、ホテルに残された青い血に染まった浩子の体とメモ帳を発見するのであった。
「守るんだ、守ってやるんだ!」と決意を決めたにも関わらず、残されたものは朝比奈の腕時計と手帳。そして、自身で朝比奈を殺めてしまったという思い・・。
「機動戦士Vガンダム」第36話「母よ大地にかえれ」
第36話「母よ大地にかえれ」の末尾付近で、主人公「ウッソ・エヴィン」が「母さんです」と呟いたシーンは、陰鬱な展開が多いテレビアニメ「機動戦士Vガンダム」の中でも、1、2を争う有名な鬱シーンであり、みんなのトラウマである。
ザンスカール帝国の軍人「ゴズ・バール」は、人質とするために母「ミューラ・ミゲル」をモビルスーツ「ゾリディア」の手で掴んだ状態で、ウッソの乗るモビルスーツ「V2ガンダム」と戦う。

アドラステアの前方にいたザンスカール軍のタイヤ付き巡洋艦「リシテア」がウッソの仲間の攻撃を受けた拍子にバウンドし、アドラステアの砲塔に激突。ミューラもろとも、ゾリディアはリシテアのタイヤに押しつぶされてしまった。
「私のせいで」とウッソの母の死について自分を責めるシャクティ。マーベットは「誰のせいでもなかった」とシャクティを慰め、ウッソに「そうよね?」と同意を求める。
ウッソは「よくわかりません」と言い、ヘルメットをマーベットに渡す。「母さんです」と呟くウッソ。そのヘルメットにはミューラの首が入っていた。
首の入ったヘルメットを手渡されてショックを受けるマーベット。
『ガンバの冒険』第26話「最後の戦い大うずまき」
部下は全滅したにもかかわらずノロイだけは生き残り、ネズミ達が泳ぎ着いた浜辺に上陸。
ノロイとガンバたちの最後の戦い。ノロイは凶暴な本性を丸出しにしたまま狂ったように暴れ回る。かみついたままのガンバに加え、仲間のヨイショ達6匹もノロイの全身に組みついて、死に物狂いでかみつく。
ノロイの本当の最期。ノロイの巨大な骸は、渦の中に沈んでいった。
魔法少女まどか☆マギカ
お菓子の魔女「Charlotte」(シャルロッテ)は、最初はかわいらしい姿で登場したが(通称第1形態)、攻撃を受けたあとに口から恵方巻きのような姿の魔女(通称第2形態)が現れた。第2形態が巴マミを襲うシーンは多くの視聴者にトラウマを与え、同時に『まどか☆マギカ』の話題性を大きく高めた。
ベテラン魔法少女であるはずの巴マミがcharlotteに敗れて死亡してしまう。 首から上を丸かじりにされるという壮絶な戦死シーンは視聴者達に衝撃を与え、マミると言う造語まで生まれるほどであった。
「ダンガンロンパ」シリーズのトラウマ
超高校級の野球選手・桑田怜恩に対してモノクマが用意した「おしおき」。おしおき名は千本ノック。
【PSP】ダンガンロンパ おしおき 千本ノック
Fate/stay night[Unlimited Blade Works] Fate屈指の残酷劇。

Fate/stay night[Unlimited Blade Works]第15話『神話の対決』 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンに対するギルガメッシュの残酷な仕打ち。Fateシリーズ屈指の残酷劇。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、第五次聖杯戦争におけるバーサーカーのマスター。 愛称は「イリヤ」。「最高傑作」と謳われる、アインツベルンのホムンクルス。
第五次聖杯戦争の聖杯(小聖杯)で、魔術回路を人間にしたモノ(ホムンクルス)。その心臓は聖杯と一体化している。
UBWルートではギルガメッシュによって目を斬られた上に心臓をえぐり出されて死亡するという最期を迎える。このギルガメッシュの仕打ちはFate屈指の残酷なものだった。

ギルガメッシュ『無駄だ人形。この鎖に繋がれた者は神であろうと逃れることはできん』 「天の鎖(エルキドゥ)」に捕えられたバーサーカー。イリヤは眼を斬られた上に、剣で一突きされる。
「痛い、痛いわ。バーサーカー・・・どこ?わかんない。真っ暗で何にもわかんないよ・・・あ、うん。よかった。ずっとそこにいてね・・・バーサーカー・・・」
「魔法少女サイト」第1話 朝霧彩の過酷な毎日。壮絶ないじめや虐待。
朝霧彩は、極度の引っ込み思案だが、誰よりも心優しい性格の持ち主。学校ではクラスメイトの雫芽さりなと彼女の親友である貝島えりか・川野愛のグループから酷いいじめを毎日のように受けており、家では歪みきった性格をした兄の朝霧 要から日々虐待を受けると言う不幸な日々を過ごす。
心身共に追いつめられ、「死にたい」とばかり願っていたが、ある日自分の部屋のPCに突如繋がった謎のwebサイト『魔法少女サイト』と出会い、拳銃型ステッキを与えられ、魔法少女となった。
第1話で魔法少女サイトと出会う以前に壮絶ないじめや虐待を受けていた朝霧彩の過酷な状況が描かれた。
毎日のように、朝霧彩のお腹を殴る要。彩は悲痛な声で「お願い、お腹殴るのやめて。女の子の日が来なくなる」と要に言いますが、要は「てめぇの身体がどうなろうと、知ったこっちゃねーよ」と楽しむように彩に暴力を振るい続ける。
彩は執拗ないじめに追いつめられていたとは言え、咄嗟に使ったステッキで不本意にも人を殺めてしまった罪悪感に混乱する。
「東京マグニチュード8.0」第10話
「東京マグニチュード8.0」第10話
悠貴「おねえちゃん、あのね………ごめんね……僕───死んじゃったんだ」
小野沢 悠貴(おのざわ ゆうき)は、東京タワー崩壊の際に未来を庇って瓦礫で頭を打っており、外傷性の脳出血による脳挫傷を起こしていた。真理によって病院に担ぎ込まれ、緊急の手術を受けるが翌日には何事も無かったかのように回復していた。
実はこの時点で既に死亡しており、以降の悠貴は、その死を受け入れられない未来だけに見える幻のような存在であった。
小学校を訪れた際、未来が真実を思い出すと同時に自身の死を告げ、彼女の前から姿を消す。その後、一人虚ろな足取りで家に向かう未来の前に再び現れ、彼女を家まで送り届け、母と再会させた後に完全に消えて行った。
小野沢 未来(おのざわ みらい)は、悠貴の死以降、ショックのあまりその際の記憶を失い、自分だけが見える架空の悠貴を認識するようになった。真理と別れた後は自宅を目指すも、途中で悠貴が既に死んでいる事を思い出してしまい、悲しみに暮れつつも両親と再会。その後は抜け殻のように毎日を過ごしていたが、一ヶ月後に小野沢家を訪れた真理に渡された携帯電話から、悠貴が生前残していたメッセージを受け取り、悠貴の死を受け入れて前に進む事を決意する。
『BLOOD-C』第12話「わすれじの」 グロ描写が炸裂する最終回。

『BLOOD-C』第12話「わすれじの」 グロ描写が炸裂する狂気が溢れる最終回。
黒幕の七原文人の銃撃によって左眼ごと左頭部を吹き飛ばされた主人公の更衣小夜。
テレビアニメ版の終盤では虚構、茶番劇が暴かれ、登場人物達は私利私欲を剥き出しにして仲間割れを起こし、主人公の更衣小夜は自身が守ろうとした人々から侮蔑の言葉を投げかけられる。それでも主人公は彼らを怪物から助けようという態度を見せるが、用済みとなった人々は黒幕の七原文人に使役される怪物(や私設兵)によって虐殺される。主人公は過ぎ去った日々に涙した後、立ち去った黒幕を追うことを決意し、劇場版の物語へ続くという幕引きとなる。
2015年4月2日には、『BLOOD-C』・『残響のテロル』・『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の日本製アニメ3作品が暴力賛美に当たるとして、中国政府から名指しで批判されていることが報じられた。本作の場合、肢体の切断や頭を叩き切る場面が指摘を受けたという。
『地獄少女』第25話「地獄少女」 閻魔あいの悲劇的な誕生秘話。

『地獄少女』第25話「地獄少女」 閻魔あいの悲劇的な誕生秘話が描かれた。あいの過酷な過去とそれに伴う罪と罰を背負う。
山神さまに 「七つ送りの巫女」を捧げる儀式。『地獄少女』第25話「地獄少女」より
閻魔あいは、「地獄少女」の主人公。第25話「地獄少女」では、閻魔あいが「地獄少女」になったいきさつ、悲劇的な誕生秘話が描かれた。
時は400年以上前の安土桃山時代、「あい」は「柴田仙太郎」の従妹。村の子どもたちからも、いつもいじめられていた。
「昨日だって、死んだ蝶を手に乗せたら生き返ったんだぞ!」
「物の怪の力だ!間違いねえ!」
「村のみんなも気味悪がってる。あいがいると、いつかきっと酷い目にあうって。だから 「いなくなれ」 って言ったんだ!「村のために消えちまえ」 って」
あい「あの蝶は死んでなかったの、だから…」
柴田仙太郎「俺は、お前がもののけだなんて思ってねえ」
その村では凶作が続いていた。このままでは大勢が飢えて死ぬかもしれない危機的な状況だった。ある冬、山神さまに向こう七年の五穀豊穣を願うため、7歳の子を山神さまに捧げる「七つ送り」が行われることが決まる。
その生贄として一方的に「あい」が選ばれる。山神さまに 「七つ送りの巫女」を捧げる儀式は滞りなく行われ、祠(ほこら)に仕立てられた、山肌に開いた岩室(いわむろ)に入れられるあい。
七つ送りという村の悪習と差別的な村社会の意識に運命を翻弄された「あい」。
本来は生贄として、衰弱死するはずだったあいに、差し入れを続けた仙太郎。
仙太郎「着替えと食い物を持ってきたぞ」
あい「ありがとう」
6年の歳月が流れた…。
さくらの花はいつ開く山のお里にいつ開く…♪
美しく育ったあいと仙太郎が楽しそうに歌っている。美しい満月の夜、あいは水浴をしていた。
あい「ずっと、このままならいいのに」
しかし、とうとう村人たちに見つかってしまった。
米が取れねえのは、コイツがしきたりに背いたからだ。あいは捕らえられた。 山神の許しをこうために、生き埋めにするため両親とともに穴に落とされた。
仙太郎「あい!」
穴をのぞいた仙太郎の涙が、あいのほおにかかり、あいの意識が戻った。
あい「仙太郎」
だが、仙太郎に農具が渡された。神主が言う。
神主「仙太郎。この6年、山神さまを欺いてきた罪をつぐなえ。お前がわびねば始まらん。 」
仙太郎「いやだ」
神主「村のためだ。このままじゃみんな飢え死にしちまうんだぞ。 」
仙太郎は、あいと村人たちとの板ばさみになった。苦悩する仙太郎であったが、とうとう、あいに土砂をかけてしまう。
柴田仙太郎に土砂をかけられたあい。裏切られたと感じているあいは「わたしを守るって、信じてたのに・・・信じてたのに」と嘆き、血の涙を流す。
あいは呪詛を投げかける「……怨んでやる……!お前たちみんな、死んでも、怨んでやる……!」。
村人たちが穴を埋めていき、あいと両親は完全に生き埋めにされた。
「あい」の呪いの業火によって、全滅した村を捨てて逃げ出した柴田仙太郎は和菓子(黒飴)屋を開いて成功し、罪の償いのために七童寺を建立し、毎年お供えを届けるようになったが、あいの魂を鎮める役には立たなかった。
怨恨に対して怨恨を生み出す復讐という思い罪を犯した「あい」は、その罪を償うための罰として「地獄少女」になった。そして400年以上も時がたっていた。
『バトルスピリッツ ブレイヴ』の最終回 馬神弾が自己犠牲で死亡する残酷な結末。
『バトルスピリッツ ブレイヴ』は、トレーディングカードゲーム『バトルスピリッツ』を元にしたテレビアニメ作品。前作のファンタジックな雰囲気とは打って変わってSF色が強く描かれており、子供向けとは思えない重いエピソードや、政治の問題点も含んだハードな作風であり、深夜31時のアニメと呼ばれるほど欝展開が多いアニメ。
プ「あれ?変だよ、コアブリッドが戻せない、システムが反応しない・・・!?」
硯「まさか!ジェミナイズがぶつかったあの時!!」
激闘の末、バローネとのバトルに勝利し、神々の砲台の引き金を引くことになる。だが、コアブリットが故障し、回収することが出来なくなってしまった。そして、ダンは自分自身が神々の砲台軌道に必要な弾丸そのものであることを悟る。
弾「そうか・・・分かったよ、俺が引き金なんだ・・・」
バ「お前が・・・引き金だと・・・?」
弾「俺は『引く者』じゃない、『なる者』だったんだ」
剣「神の力、強き引き金より放たれて、数多の諍いを鎮めた・・・」
ス「確かに『引く』とは書いてなかったけど・・・そんな・・・!」
『地獄少女 宵伽』第3話「いつか誰かが…」
『地獄少女 宵伽』第3話「いつか誰かが…」 性格に問題がある祖母・両親・姉を持つ末の兄・長田亜希良と妹の亜里奈。その問題の多い家族と凄惨な家庭環境は、三藁が「地獄よりも地獄」「妖怪よりも妖怪みたい」と称するほどの凄まじさだった。 また、情緒不安定かつ暴力的な従兄の義則が家に居候することになってしまい、妹に悲劇が…。
骨女「誰が誰を流しても不思議じゃないなんて」
輪入道「地獄よりも地獄みてぇな家族だ」
一目連「妖怪よりも妖怪みたいな連中だよ」

情緒不安定かつ暴力的な従兄の義則が家に居候することになってしまい、妹に悲劇が・・・。
情緒不安定かつ暴力的な従兄の永山義則が家に住むことになってから数日後、父と母が家を出てしまう。永山義則は亜希良を縄で縛り、亜里奈に襲い掛かる。
自分が地獄流しを決断できなかったばかりか妹を助けることができなかった強い無念に苛まれたことで遂に覚悟を決め、亜希良は地獄通信に永山義則の名前を打ち込み、藁人形を手にする。
亜希良「やっと決心がつきました。あなたの言った通り地獄に落ちるのが怖くて…」
そして三上敏夫も話し合いの後、亜須加の名前を打ち込み、藁人形を手にしていた。
三上敏夫「君が姉さんを流そうとしたあの時もうこれは貰ってたんだ。でも踏ん切りがつかなくて。君と同じだよ」
三上「僕も考えた。そしてこう結論したんだ。あいつらをこのまま生かしておけば誰かが犠牲になる。その人達の為に自分が犠牲になろうって」
三上「それに地獄に落ちることが分かってる人生ならこの先どんな奴に出会っても怖くないと思わないかい?」
三上「やろう。僕達が生きるために」
亜希良「はい」
そして2人は藁人形の糸を引いた。
「闇に惑いし哀れな影よ」
「恨み傷つけ貶めて」
「罪に溺れし業のため」
「いっぺん、死んでみる?」
しかし、ここから更なる地獄を見ることになるとは視聴者全員誰も思わなかった………その後、両親は家には帰ってこず、亜希良と三上は結託して亜須加のいじめグループの1人を拉致し、その手には………
その様子の見ていた閻魔あいと三藁にミチルは「いつまで続けるの?こんなこと」と告げるが、あいは何も答えなかった。
家に1人残った亜里奈は虚ろな目になり精神が壊れていた………
亜希良「亜里奈。お前のような子を一人でも助けるために、僕はやるよ!」
亜希良は三上と共に亜須加のいじめグループを、一人一人直接地獄流しをするという最悪な結末を迎えてしまった………
『獣の奏者エリン』第7話「母の指笛」
『獣の奏者エリン』第7話「母の指笛」
2009年(平成21年)、『獣の奏者 エリン』(けもののそうじゃ エリン)の番組名で、『闘蛇編』と『王獣編』がテレビアニメ化され、2009年1月10日から12月26日までNHK教育テレビにて放送された。全50話。NHK教育テレビ放送開始50周年記念番組。
「リョザ神王国」と呼ばれる異世界の地を舞台とするファンタジー巨編。運命に翻弄される少女・エリンを軸に人と獣の関わりを描く。
第7話「母の指笛」は、主人公「エリン」の母親「ソヨン」が闘蛇に喰い殺される処刑を受ける衝撃的な展開。泣けるトラウマシーンとして有名。
主人公「エリン」の母ソヨンはその優れた医術の腕を買われ闘蛇のなかでも特に強い<牙>の世話を任せられていた。
ある日、彼女が世話をしていた<牙>が全滅した事で罪に問われ、監察官らの責任逃れからスケープゴートとして処刑される事になる。
自分はもう助からないと気付いていたが、助けに来てくれたエリンに感激し、娘だけは助けようと大罪とされる<操者ノ技>を使ってしまう。そして自身は闘蛇に引きずり込まれ、二度と上がって来なかった。
ソヨン「生き延びて、幸せになりなさい」
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