
超能力・異能バトルやSFファンタジー系アニメなどに登場する、10歳未満くらいの少女・幼女・少年の外見でありながらアニメの劇中でラスボスもしくは中ボス級に活躍した最強・最悪の子供キャラをまとめています。幼い子供が最強の悪役という異常な設定ゆえに悲劇的な鬱展開・結末に終わることが多いかもしれません。
カオス(そらのおとしものf) ラスボス的な存在として描かれた宿敵。
カオスはアニメ第2期『そらのおとしものf(フォルテ)』に登場したキャラクター。第二世代エンジェロイドタイプε(イプシロン)「Chaos」(カオス)。身長107cm、体重19kg(進化前)。身長107cm、体重20kg(Version 2)。修道服を着た幼女の外見をしており、鋭利な刃物のような禍々しい形状の3対の翼を持つ。一人でイカロス・ニンフ・アストレア全員と互角以上に戦える強力な戦闘力を持っているが、人格は幼く命の尊さや愛について無知であるがゆえに、残酷な行為を平気で行う。
テレビアニメ第2期では、彼女との二度にわたる戦いが「黙示録編」というクライマックスとして位置づけられていた。海底からの復活以降はアニメオリジナル展開となっており、自己進化により成人女性の姿に成長し、自力で海底から脱出してイカロス達と対決、彼女達を凌駕するスペックで圧倒するが、智樹の激励に奮起した三人のコンビネーションの前に敗北した。

カオスは、従来のエンジェロイドとは一線を画す邪悪な心、陰湿な狡賢さ、いちど倒されても深海生物の生き血を吸って進化して蘇るしぶとさと執念深さを兼ね備え、本作において初めての明確な「宿敵」として描かれた。
それでも自分への痛み(愛)を求めて乱心するが、寄り添った智樹の「もっと早く友達になってればこんなことにならなかった」という言葉と、それに含まれた「本当の愛」に触れ、それが何なのかおぼろげながらも理解し、満足して機能停止した。ボディはダイダロスの元に送られ、彼女の製作した錠前と鎖をつけられて元の幼女の姿に戻される。
やがて治療を受けたカオスは、美香子が主催した智樹とヒロイン達の結婚式を半ば妨害するような形で再び地上に姿を表す。
蔵間マリコ・35番(エルフェンリート) 僅か5歳で最強のディクロニウス。ラスボスとして登場。
蔵間マリコは『エルフェンリート』のキャラクター。研究所内にて「35番」とよばれているディクロニウス(作中の女性型ミュータントのこと)であり、蔵間の実の娘。僅か5歳で最強のディクロニウスでベクター数26本、長さ11mとディクロニウス中最大である。
ディクロニウス「35番」(蔵間マリコ)は、5歳になるまで研究所の厳重な監視下で隔離される。 ルーシーを連れ帰るため、角沢長官の指示(という名の目論み)で捕縛している容器から出された。
あまりにも厳重な研究所の隔離監視体制から、35番はルーシーよりもはるかに危険な存在と予感させた。
蔵間マリコ・35番は、子供の無邪気さがそのまま殺戮衝動に結びついた性格。生まれてから隔離されて育ったため倫理観に欠けており、人を見るたび惨殺するほど凶暴で笑いながら人を殺すほどの残虐性をもつ。
35番は第三世代のディクロニウス。ルーシー(第一世代)が3番を生んだ誰かにベクターウィルスを感染させて、3番(第二世代)が蔵間にベクターウィルスを感染させて、その結果生まれたのが蔵間の実の娘・マリコ、35番。
蔵間マリコは、蔵間の妻・ヒロミが不妊治療の末やっと授かった子供として帝王切開で出生。しかし、蔵間が3番のディクロニウスのウィルスに感染していたため、ディクロニウスとして生れ落ちてしまう。
蔵間マリコは、残虐な性格と能力のため非常に危険な存在となっている。マリコの暴走をコントロールできなくなる最悪の事態を考慮して、いつでもマリコを始末できるように、全身数箇所に爆弾が仕掛けられている。
マリコが研究所から出るときは携帯電話に仕組まれたコントローラーで爆弾を制御され、30分ごとに認証コードを入力しないと爆発されるようになっていた。
ディクロニウスの武器である特殊な腕「ベクター」の数は、ディクロニウスの中でも最大本数の26本。そしてベクターの射程範囲は11mであり、マリコは全てにおいてルーシーを上回る能力の持ち主。
アニメ版ではルーシーとの戦いの最中に蔵間と和解し、しばしの間彼と二人きりの時間を過ごしたが、その直後に長官に殺害される事を恐れた研究員が携帯から爆弾を起動。最後は蔵間に抱かれながら爆死した。
悪鬼(新世界より) 人類にとって最悪の脅威。ラスボスとして登場。
悪鬼は、小説及びアニメ『新世界より』のキャラクター。「新世界より」の主人公兼語り手の渡辺 早季(わたなべ さき)は、その容姿から、悪鬼の少女が守と真理亜の子であると確信する。
ラーマン・クロギウス症候群
愧死機構を持たずに生まれる人間の総称。
通称『悪鬼』。
高い確率で人格が不安定となり、躊躇い無く呪力を行使して他者を殺戮する。
そのくせ他の人間は愧死機構が邪魔をしてまともに反撃できないため、一人でも現れれば社会において致命的な脅威となる。
鏑木肆星(かぶらぎしせい)は、小説及びアニメ「新世界より」のキャラクター。安全保障会議顧問。神栖66町で最強の呪力を持つ男。本気を出せば地球を真っ二つにすることができるとさえ噂されている。
朝比奈 覚(あさひな さとる)「肆星さんは、攻撃抑制と愧死機構のせいで、同じ人間である悪鬼を殺せない。でも、あいつは違う」
鏑木肆星さえも、悪鬼にあっさりと殺されてしまう。
愧死機構(きしきこう)
攻撃抑制と同じく、あらかじめ人間の遺伝子に組み込まれている機構。同種である人間を攻撃しようとした際に作用する。
対人攻撃を脳が認識すると、無意識のうちに呪力が発動し、眩暈・動悸などの警告発作が起こる。それでもなお警告を無視し攻撃を続行した場合には、強直の発作により死に至る。これは教育などの施しによって、さらに作用を付加・強化することができる。
絶体絶命の状況で早季は、悪鬼の少女は実は「悪鬼」ではないと推測する。彼女はバケネズミに育てられたため、攻撃抑制と愧死機構が人ではなくバケネズミに対して働くというものだった。
命を捨てた奇狼丸は人間に化け、悪鬼の少女の前に自ら姿を見せて攻撃させる。「同胞」たるバケネズミを殺してしまった悪鬼の少女は、愧死機構により死亡する。
篠崎サチコ(コープスパーティー) 全ての元凶。非常に性質が悪い邪悪な怨霊。
篠崎サチコ(しのざきさちこ)は『コープスパーティー』の登場人物。残虐非道・冷酷無比かつ狡猾、残忍極まりない性格の持ち主で、校舎に迷い込んだ人間を誰も彼も関係なく平等におぞましい方法で殺したり他者の心を利用した挙句に陥れて絶望させたりすることに快楽を覚えている。
1973年に起こった児童連続誘拐殺人事件の被害者で、唯一生き残った少女。誘拐された女児の中では唯一、天神小学校の生徒ではなかった。
しかし実はこの時点で既に怨霊となっており(実体が持てるほどの力を持っていた)、犯人と目された男性教師を操って誘拐させた児童を残酷に殺害した真犯人だった。
生者への妬みや憎しみ、犠牲者が増えることによって力が増した呪詛によって性格が歪んでおり、犠牲者を弄んだ上で残酷に殺したり、お互いに疑い合わせるなどして絶望させることに快楽を見出している性質の悪い怨霊である。
セリム・ブラッドレイ / プライド(鋼の錬金術師) ラスボスが創り出した中ボス。
セリム・ブラッドレイは、『鋼の錬金術師』のキャラクター。作中の主な舞台となるアメストリス国の大総統、キング・ブラッドレイの息子。 実子ではなく養子で、元々ブラッドレイの親族だったらしい。 年齢は10歳くらい。
「お父さま」に最初に創り出された「傲慢(プライド)」の名を持つ「始まりのホムンクルス」。 セリム・ブラッドレイの正体。
七人兄弟のホムンクルスの中では一番初めに造られた長男であり、義父を演じるキング・ブラッドレイことラースや、他のホムンクルスたちの兄にあたる。最初に生まれたホムンクルスであるため自らを「始まりのホムンクルス」と呼び、自分を造り出したお父様に絶対的な忠誠を持っている。
ホーエンハイムと決別した後に西へと流れつき、アメストリスの建国に深く関与。自らの感情を切り離すようにして七人の子供を生み出し、彼らを従えて暗躍していく。
子供たちには生んだ順に、プライド・ラスト・グリード・エンヴィー・スロウス・グラトニー・ラースと、七つの大罪の名を与えた。
鋭利な刃物のようにも、身を縛る紐のようにも使える伸縮硬軟自在な「影」を用いて戦い、能力に制約はあれど戦闘力はかなりのもの。お父様やホーエンハイムという論外クラスを除けば、その強さは人間離れしたホムンクルスの中でもブラッドレイと並んで間違いなく上位クラスに属する。
橙火花(デッドマン・ワンダーランド) 対デッドマン部隊「墓守」参の段段長。
橙火花(だいだひばな)とは、『デッドマン・ワンダーランド』のキャラクター。対デッドマン部隊「墓守」参の段段長。 猟奇的な教育を受けて育ち、同じ幼稚園の男の子をバラバラにしたこともあった。
自分の背丈よりも大きい蛇腹剣(斬るのではなく叩き潰すための武器)を使い戦う。東 弦角が敗れた後、咲神 トトと遭遇して戦闘するも敗れて死亡。
マキ(DARKER THAN BLACK -黒の契約者-)
マキは『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』のキャラクター。EPRのメンバー。アンバーと共に東京に現れたオッドアイ(右が緑、左が赤味を帯びたピンク)の白人少年。
幼くして契約者となったことによる感情の希薄化のためか、言葉で他人とコミュニケーションを取ることの意味が理解できずにいたが、心酔するアンバーにたしなめられて以来「ありがとう」「ごめんなさい」などの日常的な言葉をちゃんと言えるように練習している。アンバーに好意を寄せるあまり、彼女が愛し執着する黒に対して、強い嫉妬の念を抱く。
契約能力は「手で触れた物の爆破」。任意に時間差を用いての爆破が可能であり、鼻を擦る仕草を起爆の合図とする。
アンバーに自身の優秀さを強くアピールしようとするあまり早まって、ノーベンバー11に戦いを挑むも彼とMI6の面々に敗れ、氷の刃に貫かれて死亡する。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(Fate/Stay Night)
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンとは、「Fate/stay night」に登場するキャラクターのひとり。第五次聖杯戦争におけるバーサーカーのマスター。 愛称は「イリヤ」。
イリヤ「じゃあ殺すね。やっちゃえ、バーサーカー!!」
聖杯戦争の為だけに鍛え上げられ、アインツベルンから派遣された「最強のマスター」。 来日後は、冬木市の郊外にある森の中のアインツベルン城でメイド2人と共に暮らしている。
衛宮切嗣と、その妻アイリスフィール・フォン・アインツベルンとの間に生まれた娘。 養子である衛宮士郎とは義理の兄妹(姉弟)。
維持するために桁外れの魔力を要するバーサーカーを平然と従え、平凡な魔術師なら一生かけても蘇生一回分用意できるかどうか分からない程の魔力を要する「十二の試練(ゴッド・ハンド)」の回復も可能など、規格外の魔力を誇る。
天の鎖(エルキドゥ)
能力は“神を律する”ものであり、捕縛した対象の神性が高いほど硬度を増す特性を持つ。神性を有する強力な英霊に対抗できる数少ない対神兵装だが、神性の無い者にとってはただの頑丈な鎖に過ぎず、戦闘型ホムンクルスなどの怪力かつ神性が無い相手には殆ど効果が無い。
ギルガメッシュは、凛ルートにおける皆のトラウマ発現者。イリヤに対する彼の仕打ちはFate屈指の残酷なもの。
豊穣礼佑(未来日記) 子供とは思えないほどに知能が発達。
豊穣礼佑は『未来日記』の登場人物。 12人の日記所有者の一人で[5th]。
3才か4才(アニメでは4~5才)の子供であるが、子供とは思えないほどに知能が発達していて、自らのことを「エリート」と呼んでいる。また、口癖も「エリート的に」である。
両親が御目方教の信者であった故に雪輝達と6thとの戦いに巻き込まれ由乃に惨殺されたことに対し、「自分が負けてるみたいで嫌だから」という理由と、彼らに勝ち、エリートであることを証明するために雪輝達を倒そうとする。
御目方教の事件で信者だった両親を亡くしたため、一時的に天野家に預けられ、遊び感覚で雪輝と由乃を殺そうとする。青酸ガスのトラップを仕掛けて雪輝を瀕死に追い詰め、由乃に対して解毒剤をかけたゲームを挑む。一時は由乃を追い詰めるが、命を省みない雪輝の助太刀もあり、由乃に日記ごと包丁で刺される。その後、解毒剤を由乃に渡し、いずれ雪輝と殺し合うことになると予言。自分に勝った由乃が最後に勝利することを願って消滅する。
ヘンゼルとグレーテル(BLACK LAGOON) 幼い双子の危険な殺し屋。
ヘンゼルとグレーテルは『BLACK LAGOON』に登場するキャラクター。揃って喪服のような黒い服を着用したプラチナブロンドの髪を持つ可愛いらしい男女の幼い双子。極めて危険な殺し屋で、ヴェロッキオの依頼によりバラライカ暗殺のためやってきたが、ヴェロッキオの意図に反し、標的以外をも殺し回ったためロアナプラに恐怖と狂騒をもたらすことになる。

ヘンゼルとグレーテルはアニメ第2期『BLACK LAGOON The Second Barrage』13話から15話「Bloodsport Fairytale」編に登場する
多くの子供達と共に施設から闇社会に売られ、シチリアでチャイルドポルノに出演させられた挙句、スナッフフィルムへの加害者としての出演、その後始末の片棒まで担がされて精神が歪み、殺しを「遊び」と称す倫理観のない快楽殺人者となりはて、殺さなければ生き延びられなかった境遇から、「殺した分だけ自分たちの寿命を延ばせる」という思想を持つようになる。
「ヘンゼル」「グレーテル」という名はチャイルドポルノ上での通称であり、本名は不明。「姉様」の陰部が壮絶な過去を物語っているようで、お礼として見せられたロックは彼らを襲った悲劇を嘆いていた。
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