アニメ史に残る傑作『魔法少女まどか☆マギカ』のあらすじと見所

更新日: 2018年09月15日
ruler777さん
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アニメ史に残る傑作、ダーク・ファンタジー風味の魔法少女もの『魔法少女まどか☆マギカ』のあらすじと見所のまとめです。放送当時、衝撃的な展開となった第3話は反響を呼び、その後も魔法少女の苦悩を描いた内容が各所で話題となりました。このまとめは全話のネタバレを含みますので閲覧にはご注意下さい。

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』 アニメ史に残る傑作!ダーク・ファンタジー風味の魔法少女アニメ。

「魔法少女まどか☆マギカ」 魔法少女となったヒロイン達に襲い掛かる苛酷な運命を描く

平凡な中学生・鹿目まどかは、夢の中でひとりの少女と出会う。翌日、彼女のクラスにその少女にそっくりな暁美ほむらが転校して来る。(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS

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願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。

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魔法少女もの以外のジャンル的要素としては、「戦闘美少女」の要素、主人公の周辺のきわめて狭い関係性が中間領域を差し挟むことなく世界の命運に直結するという意味での「セカイ系」の要素、百合(同性、特に思春期の女性間の恋愛関係)的な要素、「ループもの」の要素、といったものがある。

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「魔法少女まどか☆マギカ」オープニングテーマ「コネクト」
作詞・作曲 – 渡辺翔 / 編曲 – 湯浅篤 / 歌 – ClariS

「魔法少女まどか☆マギカ」の全12話の構成は、各3話区切りで「マミ編(第1話-第3話)」「さやか編(第4話-第6話)」「杏子編(第7話-第9話)」「ほむら編(第10話-最終話)」と呼べるようなものとなっており、魔法少女は次々と死亡というかたちで物語から退場していく・・・。

先の展開を明かさないことによって視聴者の興味を引く方針が取られていた。

「先が読めない面白さ」というオリジナルアニメの長所を改めて作り手や視聴者に認識させたこの作品の意義は大きい。

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第3話までは、ほのぼの萌え系魔法少女ものと見せかけた。以降は、鬱アニメの傑作と呼ばれるハード展開に

魔法少女まどか★マギカ PV(番組放送前の予告)【動画】

この作品ほど予告と本編の内容が違いすぎるアニメもなかなかない。似たような手法のものは他には「がっこうぐらし!」など。

まさに視聴者の先入観を逆手にとって意外な展開を組み込むための布石であった・・・。

放送が始まった当初は、『可愛らしい魔法少女アニメ』であることを示すようなオープニングアニメーションや、ヒロイックなストーリーで、『正統派な魔法少女ものアニメ』であるかのような雰囲気を醸し出していた。

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第3話『もう何も恐くない』の衝撃的な展開「巴マミさんがマミった例のシーン」【動画】

マミる(動)=アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』第3話における巴マミのような最期を迎えること。

魔女「Charlotte」に対し一時は優勢に立っていたと思われた巴マミだったが、突然巨大な第二形態へと変貌したCharlotteに首から上を一呑みにされてしまう。その衝撃的な姿は視聴者に強いインパクトを与え、巴マミと言えば件のシーンと広く認識されるほどになった。

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第3話『もう何も恐くない』でそれを大いに覆す衝撃的な展開が起こり、それ以降は悲劇的かつダークなストーリーが展開される。

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物語は徐々に魔法少女となったヒロイン達に襲い掛かる苛酷な運命に焦点を当てた展開を見せ始め、メインキャラクターの死というショッキングな展開が描かれた第3話以降は完全にハードな作風となり、以後は魔法少女たちが決意を挫かれ精神的に追い詰められていく様子などが、印象的な映像表現と共に描かれていく。

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魔法少女が倒すべき敵である「魔女」の正体。魔女化してしまう「美樹さやか」の悲劇。

「Charlotte(シャルロッテ)/お菓子の魔女」は口の中からピエロの顔を持つ巨大な芋虫のような身体を出し、マミを食い殺す・・・

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魔女やその棲む異空間の描写には、劇団イヌカレーが得意とするコラージュの技法が用いられ、アニメキャラクターとして描かれた主要登場人物とは異質な質感で描かれている。秩序ある日常の中におぞましい異物が出現することで、少女たちの日常が異界の不条理なルールによって破壊されることの暴力性が表現されており、こうした演出が蒼樹の画風と虚淵の作風を同一の世界で繋ぐ役割も果たしている。

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魔女は魔法少女の成れの果てだった。

美樹さやかは、魔法少女となった当初は戦うことへの自信に溢れ、劇中において物語を牽引する「第二の主人公」としての立場を担う。しかし彼女は悲劇のヒロインとしての役割が強く意図されていた。

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美樹さやかは恭介と親友の志筑仁美との三角関係に直面したことをきっかけに、人間ではなくなってしまった自分は恭介と結ばれることができないと思い詰めるようになる。次第にまどかや杏子の言葉にも耳を貸さなくなり、心身共に消耗しつつ無謀な戦いを続けた結果、急速にソウルジェムは穢れを溜め込み、信念も見失った末に「人魚の魔女」へと変貌してしまう。

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美樹さやか「あたしって、ほんとバカ」 この言葉を最後にさやかは魔女化してしまう。

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「Oktavia von Seckendorff(オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ)/人魚の魔女(さやか)」は、美樹さやかが魔女化した成れの果て・・・。

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魔法少女は、絶望や魔力切れにより変身アイテム・ソウルジェムが濁りきると魔女に変貌する。 より正確には、ソウルジェムが魔女の卵・グリーフシードに変化し、そこから魔女が誕生する。魔法少女の肉体は別にあるが、魂の器であるソウルジェムは消滅しているのでそれは死体と同様の抜け殻である。

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「キュゥべえ」(本来の名前:インキュベーター)の正体と目的・・・諸悪の根源

キュゥべえは魔女に対抗する魔法少女を増やすことを目的として活動しており、そのためか主人公たちに対し、ことあるごとに魔法少女になるための契約を持ちかける。特にまどかにはかなりの執着をしている。

キュゥべえは、ずる賢く契約を迫る腹黒い敏腕営業マンのようですね。勧誘の手口が悪徳業者のようです。

・杏子と戦うさやかを止めたいと願うまどかに「君が契約すれば止められる」と迫る・・・など契約を迫るタイミングが絶妙。

・まどかの魔法少女としての才能は桁外れで、「万能の神になれる」と説き、魔法少女になればさやかを救えると契約を迫る・・・相手を褒めちぎるって契約を迫る。

・魔法少女になるデメリットについては訊かれない限り説明しなかった。

ほむらに殺されるキュゥべえ【動画】

まどかが契約に同意しようとする直前に、ほむらによってキュゥべえは殺害される。
まどかがその場を去った直後、何食わぬ顔で再び現れるキュゥべえ。

どうやらキュゥべえの体の替えはいくらでもあるらしく、肉体が死んでも意識や記憶が新しいスペアに移るだけで、本当の意味では死なないらしい。

「キュゥべえ」の本名は「インキュベーター」
第八話「あたしって、ほんとバカ」で暁美ほむらが言った台詞にて発覚。

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9話にて『魔法少女の『希望』から『絶望』への転移(魔女化)によって生じる大きなエネルギーを回収することが目的』という事実が発覚。

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キュゥべえの正体はインキュベーターと呼ばれる地球外生命体の端末であり、魔法少女が魔女となることは彼らによって仕組まれたことであった。キュゥべえたちの種族の目的は宇宙の寿命を延ばすことにあり、魔法少女たちが希望から絶望へ相転移して魔女となる際に、その感情が熱力学第二法則に縛られない莫大なエネルギーを発生させるため、そのエネルギーを搾取するために魔法少女は生み出されていた。

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魔法少女に力を授けるマスコット的な動物の正体が、実は信頼できないエイリアンで、諸悪の根源であり、人間とは異質な価値観を持ち分かり合うことができない存在であるという、一般的な魔法少女もののジャンルにおける約束事を外した設定が用いられており、これが物語の発想の基幹となるモチーフにもなっている。

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ラスボスの「ワルプルギスの夜」(舞台装置の魔女)

ラスボスの「ワルプルギスの夜」(舞台装置の魔女) 暁美ほむらは「時間操作」の魔法を操る魔法少女として設定されており、劇中では人間社会から持ち出した銃火器や爆弾の数々を時間操作能力と組み合わせて戦っている。

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「ワルプルギスの夜」はイメージ映像などで第1話から登場しつつも、長らくシルエットのみで全貌を知ることが出来なかったが、6話にてその名が明かされ、10話において別の時間軸ではあるが全体像を披露。11話において遂に本編の時間軸で出現した。

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11話の暁美ほむらとワルプルギスの夜の対決シーン【動画】

暁美ほむらとの戦闘では大量の軍用兵器による巨大な火力をぶつけられながら、ほとんどダメージを受けずに笑い声を上げていた。

一人ワルプルギスの夜に挑み、深手を負ったほむら。何度挑戦しても勝てないくやしさ、自分の行為がかえってまどかを苦しめることになっていたことへの絶望で、自らのソウルジェムを黒く染め上げていく。

「暁美ほむら」の正体と行動の目的・・マミ亡き後に物語の真相に至るまでの牽引役

暁美ほむらは本編中の「現在」とは異なる未来の「時間軸」から来た、鹿目まどかの友人だった。

当初は悪者・あるいはライバルのように描かれ、その後もまどかの覚悟の甘さに批判的な人物としてミスリードされるが、劇中でその内面や過去などの秘密が明かされていくと共に、印象が二転三転していくキャラクターである。

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ほむらは異なる時間軸からやってきた時間遡行者であり、元の時間軸において「ワルプルギスの夜」に殺されてしまったまどかが助かる未来への道筋を求めて、平行世界の同じ時間を繰り返し戦い続けてきたのであった。

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元々の時間軸では、魔法少女として戦うまどかに憧れる、病弱かつ引っ込み思案な少女であったが、最強の魔女「ワルプルギスの夜」との戦いでまどかが戦死するのを目の当たりにして、「まどかとの出会いをやり直し、彼女に守られる私じゃなく彼女を守る私になりたい」という願いのもとにキュゥべえと契約を結ぶ。

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「鹿目まどか」の最終的な決断・願い事

鹿目まどかは、最終的には自身の真の願いを見出し、神にも等しい存在の概念となり、物語を決着へと導く。

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鹿目まどかは、決意のまなざしでワルプルギスの夜を見据え、ほむらに言い放つ。「叶えたい願い事をみつけたの」魔法少女となる者の運命を全て知った彼女は、果たして何を願い、どんな決断を下すのか?

ほむらが「まどかを救うための時間遡行」を行い続けた結果あらゆる因果がまどかを中心とするようになり、「まどかがいるからこそこの世界が存在する」という因果関係となったことで、まどかは神にも等しい存在となる。

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再構成された世界においては、力尽きた魔法少女を別の次元へと導く存在、「円環の理」として、魔法少女達の間で語り継がれる存在となる。鹿目まどかという人物は、最初からこの世に存在しなかった事になったが、時間遡行を繰り返し、ことの一部始終を見届けてきたほむらはまどかのことを記憶しており、母の詢子や弟のタツヤもおぼろげながらもまどかの存在を認識しているかのように描かれている。

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「円環の理」によって再編される世界

『魔法少女まどか☆マギカ』の最終回にて、主人公「鹿目まどか」が自身の願いを叶えて魔法少女になった姿「アルティメットまどか」

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円環の理
鹿目まどかが、過去・現在・未来から別の時間軸の宇宙に至るまでの「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい」と願ってキュゥべえと契約したことで、因果律が書き換えられて成立した概念。魔力を使い果たした、あるいは、限界まで穢れをため込んだ魔法少女を浄化し、この世から消滅させる力・現象とされている。そのため、この世に魔女は存在しなくなる。

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その正体は、概念となった鹿目まどかを中核とする、無数の救済された魔法少女の魂(魔女の魂)の集合体(一種の集合精神)であることが、[新編]叛逆の物語で判明する。まどかが概念となるときに「みんないつまでも私と一緒だよ」と語っていた通り、まどかによって浄化・救済された魔法少女の魂もまた「円環の理」となり、時にはまどかの補佐役となって救済活動を手伝う。このことが、[新編]叛逆の物語で重要な意味を持つことになる。

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美樹さやかは最終話における改変後の世界でも、恭介への思慕の情に殉じる形でソウルジェムを限界まで濁らせて、円環の理の元に消滅している。

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美樹さやかは再構成された世界でも魔法少女としてマミ・ほむら・杏子と共に戦っていたが、魔獣との戦いで力を使い果たした末に、その魂は「円環の理」となったまどかに導かれ、現世から消滅する。杏子からは「友達になれたのに」と惜しまれたが、恭介の腕を治すためには避けられない運命だったためさやかに後悔はなく、仁美と恭介の仲を祝福しながら成仏する。

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特別にそのまま世界が続いた場合の未来で行われた上条恭介のオーディションでの演奏をまどかの計らいで見せてもらっており、恋こそ実らなかったもののかつての感動を再びという念願を叶え、仁美と恭介の恋を祝福する形で消えていった。

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最終話のエンディングにて「円環の理」によって再編された世界で、魔獣たちと凛々しく戦う暁美ほむら。武器として弓を使う。

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暁美ほむらは、最終話で、まどかによって再構成されたのちの世界でも以前の世界の記憶を維持しており、時間制御能力は失ったものの、まどかに成り代わる形で能力を継承し、彼女の武器である弓を使うようになる。

世界が再編されたことでインキュベーターは、エネルギーを得る手段が魔獣を倒してチマチマ稼ぐしかなくなった。