
敵の術中にはまって、洗脳されたり、幻覚を見せられたため、プリキュア同士で戦うはめになったエピソードやプリキュアチームの深刻な対立や仲たがい(「プリキュア三大失言」のエピソード)、闇キュアや悪堕ちした本物のプリキュアとの熾烈な戦いなど子供が泣き出すレベルだったプリキュアシリーズのトラウマ回を振り返ってみましょう。
美墨なぎさ「あなたなんてプリキュアというだけで、友達でも何でもないんだから!」
なぎさ「あなたなんてプリキュアってだけで、友達でもなんでもないんだから!」・・・・激しいショックを受けるほのか・・・
『ふたりはプリキュア』第8話「プリキュア解散! ぶっちゃけ早すぎ!?」 伝説の喧嘩回。
プリキュア三大失言のひとつ:美墨なぎさ「あなたなんてプリキュアというだけで、友達でも何でもないんだから!」
ほのかのおせっかいに反発したなぎさが思わず言ってしまったセリフ。このことが元でほのかはなぎさとコンビを組むことに自信を無くすほど思い悩み、一時自分のコミューンをなぎさに渡してしまった。
家族のアドバイスや間違って持ってきたプリキュア手帳を見てお互い相手の本音を知る。
なぎさ「行こ!ほのか!」
ほのか「うん!」
二人は名前で呼び合うようになる。
ふたりは手をつないで学校へ・・・二人の絆は深まった。本音で語り合える真の友達に。
プリキュア5チームが大喧嘩によりチーム崩壊の危機を向かえる。プリキュアシリーズ史上最強のトラウマ回。

「Yes!プリキュア5」第23話「大ピンチ! 悪夢の招待状」 大喧嘩によるチーム崩壊の危機・りんがうららに吐いた暴言・絶望の仮面・・トラウマシーン連発
のぞみがナッツハウスの飾りを壊してしまったことをきっかけに、5人の仲間たちは大ゲンカ。のぞみはココに励まされて立ち直るものの、他の4人は微妙なわだかまりを残していた。ナイトメアの大幹部・カワリーノは、プリキュア5のチームワークの乱れを見逃さず、策略を駆使して5人を悪夢の世界に引きずり込む。(C)東映アニメーション
プリキュア三大失言:夏木りんの春日野うららに対するキツイ一言「あんたほかに友達いないの?」
『Yes!プリキュア5』第23話「大ピンチ! 悪夢の招待状」
「りん」と「うらら」の仲違いシーン。子供にはキツ過ぎるシリアスさ。
りんが「口を開けばのぞみ、のぞみって・・・アンタ他に友達いないの?」と言ってしまい、うららも「のぞみさんとうまくいってないからって、八つ当たりしないでください!」と口論になってしまう。
これらの暴言・失言は別にただそれだけで終わっているものではなく、「成長描写」として扱われている。りんは絶望の仮面を被らされたのちのぞみの説得で立ち直り女優もプリキュアも諦めないといううららを応援するようになった。
このセリフの闇が深いのは、「りんはうららを友達とは思っていない」と捉えられかねられないところである。23話のことなので、りんとうららは半年近くプリキュア仲間として付き合ってきたにも関わらず、である。上記のなぎさのセリフがまだ8話時点なことと比較すると非常に重い。
ナイトメアの大幹部・カワリーノは、プリキュア5のチームワークの乱れを見逃さず、策略を駆使して5人を悪夢の世界に引きずり込む。
りんさんの心象風景「のぞみなんかいなきゃいいのに・・・そう思ったことない?」
・・・プリキュア5のうちのぞみを除く4人のプリキュアが絶望の仮面をつけられて洗脳される。
コマチチャンは、アニメ作品『プリキュア5』の第23話「大ピンチ!悪夢の招待状」に登場。秋元こまちが幼い頃創作した物語のキャラクター。作中の悪夢の中では、それが大勢集まって緑の蟲の群れのようになってこまちを襲うというとても恐ろしい描写がされている。強烈なイメージから、1話限りの登場とはいえ、1度見れば忘れられないような存在。みんなのトラウマとして有名。ホラータッチの描写に泣き出す子供が続出。
敵に洗脳されてしまい「キュアホワイト」(ほのか)と「キュアブラック」(なぎさ)が戦うことに
敵に洗脳されてしまった「キュアホワイト」(ほのか)と「キュアブラック」(なぎさ)。
とうとうプリキュア同士が本気で拳を交えることになってしまった。
(映画 ふたりはプリキュアMax Heart2 雪空のともだち)

「映画ふたりはプリキュアMaxHeart2雪空のともだち」 キュアホワイト(ほのか)「キュアブラック・・・。あなたを、倒す!」 キュアブラックVSキュアホワイト、禁断のプリキュア対プリキュアの戦い。
キュアブラックとキュアホワイトが互いを憎み合うように洗脳されてしまい、本気で互いを潰し合うような戦いが強いられたという衝撃の展開があったことでプリキュアシリーズの歴史に名を残している。
「映画ふたりはプリキュアMaxHeart2雪空のともだち」 キュアブラックVSキュアホワイト
伝説のシーン、禁断のプリキュア対プリキュアの戦い。
敵に洗脳され操られた時の目が据わったホワイトの表情がかなり怖い。このシーンで子供は泣き出した。
これは当時映画を見た小さなお友達にとってはトラウマものであり、そのあまりにショッキングな展開に子供が泣き出すなどのクレームが何件かあったという。
「キュアジェラート」(立神あおい)が洗脳され闇落ちしてしまう(キラキラ☆プリキュアアラモード)
「キュアジェラート」(立神あおい)がエリシオに洗脳されてしまい闇落ちしてしまう(キラキラ☆プリキュアアラモード第27話)
キュアジェラートはアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』に登場するプリキュアの一人。立神あおいが変身するプリキュア。
「キュアジェラート」(立神あおい)の弱った心を利用しようとするエリシオ。洗脳され、あやつられたキュアジェラートは会場で暴れてしまいます。
ホイップの叫びが届く。「ステージ壊したって意味ないよ……だってわたし達知ってるもん、その場所が一番大好きな場所だって! それを壊すなんて、そんなの…… あおちゃんらしくないよ!」
我を取り戻したジェラートは自ら変身を解き、ホイップ達に礼を言う。「サンキュー、おかげで気づけた。あたし、やっぱり音楽が大好きだ!好きも嫉妬もこの熱い気持ちは全部、音楽にぶつけるしかないんだよ!」
仲間が怪物に見えてしまうという敵の幻術によって仲間同士で戦ってしまった(フレッシュプリキュア!)

『フレッシュプリキュア!』第43話「世界を救え! プリキュア対ラビリンス!!」 敵の幻術によって仲間同士で戦ってしまった。
仲間が怪物に見えてしまうというノーザの幻術によって仲間同士で戦ってしまう・・・
仲間が怪物に見えてしまうという敵の幻術によって仲間同士で戦ってしまった(フレッシュプリキュア!第43話 世界を救え! プリキュア対ラビリンス!!)
ノーザが作り出した心の裏を映す世界。
館の扉が開いたわ! これはきっと、ノーザのワナ。だけどシフォンをインフィニティにしないためには、館の中にある不幸のゲージを壊さなきゃいけない! なのに、あたし達は別々の異次元に飛ばされちゃって…。
「プリキュアが仲間同士で戦い始めたぞ!」
「今、プリキュアたちはお互いの姿が魔物に見えているのよ」
「私の術にかかればこんなものよ」
「思う存分戦え、仲良く自滅するがいい」

ノーザの第2の幻覚により、ピーチ達の目には仲間の姿が恐ろしい魔人に見えてしまっていた。このまま仲間同士で戦っていると自滅してしまう・・・「主人公チームのプリキュア同士の戦い」の復活エピソードである。
ここでのプリキュアたちは純粋に敵の術中にはまって戦わされてしまっている。また見ている子供達に配慮してか、ここでの戦闘シーンはプリキュア同士で打撃を与える絵画を作らないように演出されていた
「氷川いおな」と「白雪ひめ」の深刻な冷戦(ハピネスチャージプリキュア!)
「キュアフォーチュン」(氷川いおな)と「キュアプリンセス」(白雪ひめ)の深刻な冷戦(ハピネスチャージプリキュア!第1から23話)
『ハピネスチャージプリキュア!』第1話・氷川いおな(キュアフォーチュン)「わたしはあなたを許さない!絶対によ!」、第8話でキュアラブリーに対して放った言葉「プリンセスを信じていると、いつか災いが降りかかるわよ」もこの余波としても言えるだろう。
この失言もまたプリキュアの新たな成長を迎えるための試練と言ってもいいだろう。
氷川いおなは同作第22話でファントムによって変身能力を奪われたが、白雪ひめの謝罪と彼女たちが集めていたプリカードを譲られ再変身。続く第23話ではひめからアクシア開封の真相を聞き自分がそのことを聞き入れなかったことを反省し、その後キュアプリンセスと共闘したのちにハピネスチャージプリキュアの一員になっている。
当初は、アクシアを開けたひめを「幻影帝国の復活と、まりあがたおされた原因」と断定して、事ある毎にひめには厳しい態度をとっていた。・・・サイアークにやられたひめを助けたにも関わらず「許さない」と糾弾する(第1話)、めぐみとひめの未来を「最悪」と占う、キュアラブリーに「キュアプリンセスを信じてはいけない」と忠告する(第8話)、ひめに信頼を寄せていない発言をする(第18話)、ひめとチームを組むことを拒絶する(第19話)等・・・しかし後にひめの事情を知ったことで自身の思い込み激しさに自己嫌悪になるも、ぐらさんの慰めとひめとの共闘を得て親交を深め、一方的に責めたことを詫びた(第23話)。
悪堕ちした本物のプリキュアとの熾烈な戦いのエピソード(ハピネスチャージプリキュア!)

洗脳されて悪堕ちした「キュアテンダー」と「ハピネスチャージプリキュア」の激闘
クイーンミラージュにより洗脳され、幻影帝国の切り札として投入された闇落ちした本物のプリキュアである「キュアテンダー」
洗脳されて悪堕ちした「キュアテンダー」と「ハピネスチャージプリキュア」の激闘
「キュアフォーチュン」(氷川いおな)の実の姉「キュアテンダー」(氷川まりあ)は洗脳されて悪堕ちしたため主人公チームと戦うことになった(ハピネスチャージプリキュア!第37・38話)
「キュアテンダー」はかつては優秀なプリキュアだったが、本編開始前に幻影帝国の幹部ファントムからいおなを庇って敗れて何年も封印されていた。
37話にてクイーンミラージュの隠し玉として洗脳され、38話で妹らハピネスチャージプリキュアに襲い掛かるが、 四人の新合体必殺技イノセントプリフィケーションを受けて浄化。
幻影帝国の悪の女王「クイーンミラージュ」と「キュアラブリー」の一騎討ち
元プリキュアの「キュアミラージュ」が悪堕ちした姿である幻影帝国の悪の女王「クイーンミラージュ」は「敵のボスが元プリキュア」というレアケース。
プリキュアとの決戦では、堕天使のような姿でキュアラブリーと一騎討ちを繰り広げ、ラブリー達の必死の説得によりプリキュアへと戻ることが出来た。
後の48話にて、赤いサイアークの脅威に対抗する為にキュアミラージュとして戦線復帰した。
「クイーンミラージュ」は四人の新合体必殺技イノセントプリフィケーションを受けて浄化され、闇落ちする前の元のキュアミラージュの姿に戻る。
「プリキュア5」と悪の戦士(闇キュア)の「ダークプリキュア5」との対決

シャドウが、鏡の国の宝物・強力な鏡のパワーを持つクリスタルで作り上げた、ダークプリキュアたち。疲労もなく、友情という心も持たない。本物プリキュア5人の弱点をチクチクと攻撃する。(c)2007 映画Yes!プリキュア5製作委員会
正規プリキュアを模倣して作り出した悪の戦士(闇キュア)との戦いのエピソード。
プリキュア5とダークプリキュア5と対決(映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!)
初めて敵側勢力としてのプリキュアが登場した。
【MAD】プリキュア5vsダークプリキュア5 ライジングエア
シャドウによってクリスタルを奪われたことで鏡の国は荒れはて、大半の妖精たちは鏡の中に閉じこめられている。
鏡の国に拉致されたココとナッツ。2人を救うためにプリキュアたちは鏡の国に足を踏み入れるが、5人の前にシャドウが生み出した自分達そっくりのダークプリキュアが現れた。
「ダークプリキュア5」
シャドウが「プリキュア5」を元に、鏡の国の「クリスタル」を利用して創りだした闇の戦士たち。シャドウの命に従い、プリキュア5を倒そうとする。シャドウから与えられた力をもち、疲労を感じることなく戦闘を行うことが可能。自分たちの力に絶対的な自信をもち、それぞれ高い戦闘能力を有する。それゆえに友情を「弱い心」として否定する。
悪役のプリキュア・ダークプリキュアとキュアムーンライトとの対決
悪役のプリキュア・ダークプリキュアは(善悪関係なしに)プリキュア全体で見ても、実力だけなら歴代最強クラス。 「ハートキャッチプリキュア!」第34話にて、ついに完全復活したムーンライトに惜敗。ムーンライトとは(公式戦では)一勝一敗のイーブンとなった。
その正体は、キュアムーンライト=月影ゆりの体の一部から作りだされたクローン人間だった。
悪役のプリキュア・ダークプリキュアとキュアムーンライトとの対決(ハートキャッチプリキュア!)
ハートキャッチプリキュアに登場する、プリキュアを倒すために造られたとされる闇のプリキュア。
初登場は第1話冒頭のつぼみ(と、えりかといつき)の夢の中。
TVアニメ版では初めて登場した悪のプリキュアである。
片翼の翼とおかっぱ頭、そして黄色と青のオッドアイが特徴。右目(黄色)をいつも閉じていて、開くと衝撃波を出したり超能力を披露したりすることができる。
こころの大樹の研究で手に入れた技術とゆりの体の一部を使って作られたゆりの妹であると二人に告げ、ダークプリキュアにはっきりと自分の娘だと告げた。 これまで娘の座をかけてゆりと争ってきたダークプリキュアだったが、ゆりと共に姉妹という形で娘として認められ、 「お父さん…」と満足げにつぶやき、博士の腕の中でゆりに笑顔を見せながら光と共に消えていった。
バッドエンド王国側の絶望のプリキュア「バッドエンドプリキュア」
スマイルプリキュア!第45話の最後でジョーカーが、ウルフルン達三幹部から抜け出た憎悪・孤独・悲しみなどの 負の感情に染まったバッドエナジーと、最後のキュアデコルを融合させて誕生させた「絶望のプリキュア」。
バッドエンド王国側のプリキュア「バッドエンドプリキュア」とスマイルプリキュアの戦い(スマイルプリキュア!第45・46話)
ジョーカー曰く「悩みも迷いもない、戦うマシーン」であり、オリジナルとは全く正反対の冷酷な性格の持ち主揃い。彼が作り出したトランプの中の異空間で本物の5人と戦った。
第46話限りの登場で全員倒されてしまったが、過去作品の悪のプリキュアのような同情の余地が欠片もない、徹底した悪役っぷりの虜になった視聴者は多く、「もう少し見たかった」という声も後を絶たない。
「ブラックプリンセス」と「プリンセスプリキュア」との激突
「ブラックプリンセス」は「プリンセスプリキュア」第20話の終盤において登場したトワイライトが闇の力でプリンセスパフュームを使用することで変身した闇のプリンセスプリキュア。
プリンセスパフュームを手に入れたトワイライトが、ディスピアから賜った黒いドレスアップキーを使用して変身した姿。 プリキュアとは似ても似つかない姿であり、しかもディスピアにどことなく仮面の雰囲気が似ているのが特徴。
「ブラックプリンセス」と「プリンセスプリキュア」との激突(Go!プリンセスプリキュア第19~21話)
理性を失っており、もはやトワイライトとしてに自我や記憶があるかも不明瞭で、ディスピアは「言葉は届かない」と断言するなどディスピアの完全な支配下にある模様。口調も機械的。悪役が変身アイテムを奪って変身するというパターンはシリーズの中では初。
プリンセスプリキュアとの壮絶な戦いの後に浄化されたため、登場回を含めて2話のみの出番となっている。
擬似的なプリキュアもどきが本物のプリキュア相手に戦ったエピソード

『ハートキャッチプリキュア』第37・38話 プリキュアたちの「心の影」が具現化した存在の「ミラージュプリキュア」と戦う。自分たちの分身との戦い。
『ハートキャッチプリキュア』第37・38話に登場した、プリキュアたちの「心の影」が具現化した存在の「ミラージュプリキュア」。ハートキャッチミラージュの真なる力を引き出すために、プリキュアパレスの二度目の試練に赴いたプリキュアたち。その試練の相手として登場したのは自分たちの分身であった。
擬似的なプリキュアもどきが本物のプリキュア相手に戦ったエピソード。
ミラージュプリキュアがスーパーシルエットへの変身能力を手に入れるための試練の相手に(ハートキャッチプリキュア!第37・38話)
『ハートキャッチプリキュア!』にてプリキュアパレスの試練で登場した4人の鏡像。
『ハートキャッチプリキュア!』第37話「強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!! 」
キュアムーンライト VS ミラージュ・キュアムーンライトの戦い
ハートキャッチミラージュの真なる力を引き出すために、プリキュアパレスの二度目の試練に赴いたプリキュアたち。その試練の相手として登場したのは自分たちの分身であった。 この分身たちは自分自身の「心の影」が具現化した存在であり、本体のコンプレックスを的確につくセリフで心をえぐりながら攻撃してくる。
この試練に勝つためには、この分身たちの存在を否定するのでなく、自分のもう一つの姿として受け入れることが重要なポイントであった。それにプリキュアたちが気づいたことで、影キュアたちは本体たちと同化し、プリキュアたちは新たな力「スーパーシルエット」を得たのである
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