ゲーム史に残るトラウマ必至の鬱ゲー②(17作品)

更新日: 2021年02月01日
ruler777さん
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ゲーム史に残る「トラウマ必至の鬱ゲー」のまとめ第2弾。主要キャラクターの不幸すぎる衝撃エピソードや、誰も幸せになれない後味が悪い救いのないバッドエンドなど、トラウマを植え付けられるプレーヤー続出の「鬱ゲー」をまとめています。当時のゲームプレイヤーが受けた衝撃やトラウマを振り返ってみましょう。ネタバレ注意。

サイレントヒル2(2001年)

『サイレントヒル2』 (SILENT HILL 2) 主人公が入水自殺するバッドエンドが公式のルート。

引用元: hobby-rooms.com

『サイレントヒル2』 (SILENT HILL 2) は、2001年にコナミデジタルエンタテインメントが発売したコンピューターゲーム。

ホラーゲームとしての不気味な恐怖感もさることながら、多くの謎が解き明かされていく鬱シナリオの完成度も高いため、初プレイ時に受ける衝撃は他の追随を許さない。

主人公が入水自殺するバッドエンドが公式のルート。エンディングでは主人公の妻のメアリーが病床の中で書き残した「最期の詩」が読み上げられる。悲しく切ない。

敵クリーチャーであるレッドピラミッドシングは、最も恐ろしいクリーチャーのランキングにおいて、最上位クラスになることが多い。SILENT HILL2で初登場して以来、そのデザインと存在感から人気を博し、シリーズを象徴する存在となった。『処刑人』、『罪を裁く存在』、あるいは『暴力の象徴』として描写されることが多い。

サイレントヒル2 最期の詩 (In Water End)

ジェイムス・サンダーランドは、最終局面でしっかりと決着をつけるが、本作とストーリー上で繋がりのある『サイレントヒル4』やノベル版ではトルーカ湖で入水自殺するルートが公式とされている。「入水自殺エンド」はジェイムスが全てを思い出し、本来やろうとしていたメアリーの死体を乗せた車ごと水中に落ちるエンディング。水中に沈んでいく中でメアリーがジェイムスに宛てた泣ける手紙「最期の詩」が読み上げられる。

『零~zero~』(2001年)

オカルトホラーゲーム『零~zero~』 零シリーズに登場する幽霊は、世界的にも恐ろしいと高く評価されている。

引用元: hobby-rooms.com

『零 zero』は、零シリーズの第1作目。零シリーズは一貫して心霊を扱ったオカルトホラーゲーム。2001年12月13日発売。零シリーズに登場する幽霊は、世界的にも恐ろしいと高く評価されており、恐ろしいクリーチャーのランキング上位に位置づけられることが多い。3D音響によるサウンドシステムによって、まるですぐそばに霊がいるような恐怖感を感じさせてくれる。日本的な本格ホラーを体感してみたい方にはおすすめ。

(画像の説明)黄泉の門を封じるための儀式である「裂き縄の儀式」。両手首・両足首・首の5箇所に縄をかけられ、神官が同時に引っ張り五肢を裂くという陰惨すぎる儀式。

ホラーゲーム『零~zero~』のラスボスの怨霊「氷室霧絵」(ひむろきりえ)/縄の巫女は、怨霊となって屋敷を訪れた人間の五肢を引き千切って惨殺する。

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氷室霧絵(ひむろきりえ)は、ホラーゲーム『零~zero~』の登場人物。本作のラスボス。氷室家最後の当主の娘。氷室家に伝わる注連縄で両手足と首の五肢を引き裂く儀式「裂き縄の儀式」で生贄の「縄の巫女」。現世に執着を残していたため黄泉の門を封じるための「裂き縄の儀式」は失敗、禍刻を引き起こし、自らは「禍刻霊」と化した。

『零~zero~』の切なく残酷なエンディング

引用元: hobby-rooms.com

自らの魂を黄泉の門へ縛り付けることで門を封じる氷室霧絵を一人にしておけなかった兄の真冬は、永遠の苦痛を味わう霧絵に寄り添うために、そこに永遠に残ることを選択する。深紅は、一人で氷室邸を脱出する。切なく残酷なエンディングとなった。

零 紅い蝶(2003年)/ 零 眞紅の蝶(2012年)

『零 紅い蝶』(ゼロ あかいちょう) 通常エンディング(トゥルーエンド)は大変衝撃的であり、テーマソング「蝶」やムービーの演出も相まって非常に評価が高い。

引用元: hobby-rooms.com

『零 紅い蝶』(ゼロ あかいちょう)は、零シリーズの第2作目(通算では3作目)である。2003年11月27日発売。

『零~紅い蝶~』の主人公は、霊感を持った双子の少女。天倉 澪と姉の繭。”地図から消えた村”に迷い込んでしまった二人は、怨霊に満ちた村から脱出する為に、手に入れたカメラ「射影機」で霊と戦い、写真に写ったヒントを元に謎を解いていく。

天倉澪(あまくらみお)が天倉繭(あまくらまゆ)を絞殺する衝撃的な『零~紅い蝶~』のトゥルーエンド「紅い蝶」

引用元: hobby-rooms.com

通常エンディング(トゥルーエンド)は大変衝撃的であり、テーマソング「蝶」やムービーの演出も相まって非常に評価が高い。

トゥルーエンド「紅い蝶」では、紅贄の儀式(あかにえのぎしき)にて、天倉澪(あまくらみお)が天倉繭(あまくらまゆ)を絞殺する。

『紅い蝶』の正体は紅贄の儀式によって殺された妹(弟)の魂。

『紅い蝶』2回目のリメイクである『零 眞紅の蝶』(ゼロ しんくのちょう)

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『零 眞紅の蝶』(ゼロ しんくのちょう)は、零シリーズの通算8作目にあたる原作『紅い蝶』2回目のリメイクである和風ホラーアドベンチャー。2012年6月28日発売。

高難易度モードでは別のエンディングとなる。しかしこちらも真のラスボスとの対決などいかにもトゥルーエンドらしい展開がありながら、報われるとはとても言い難い結末。繭が死なず無事に生還するが、澪が完全に失明。平穏無事な結末とは言えなくなってしまう。

Jホラーゲームの金字塔の『SIREN』(サイレン)(2003年)

Jホラーゲームの金字塔の『SIREN』(サイレン) キャッチコピーの「どうあがいても、絶望。」の通り、どのキャラクターも救いのない展開・結末を迎える。生々しく写実的に描かれた「頭脳屍人」(ブレイン)や「ともえ闇人」などトラウマ・クリーチャーも多数登場。

引用元: hobby-rooms.com

『SIREN』(サイレン)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIEI))が開発及び発売したPlayStation 2用のホラーゲーム。日本では2003年11月6日販売。昭和78年(作中では「昭和」の年号が続いている設定)の日本を舞台に、土着的・民俗的なモチーフを題材とした「ジャパンダークサイドモダンホラー」(パッケージに明記されている定義)というジャンルのゲーム。ストーリーやビジュアルには、和製ホラーのドラマや映画からの影響が数多く見られる。

Jホラーゲームの金字塔である『SIREN』(サイレン)の恐怖の演出は、ゲーム史に残る完成度の高い出来映えになっており、難解なストーリー構成や謎をあえて残したまま終わるエンディング、また近年の和製ゲームの中でも群を抜いた難易度などは賛否両論あるものの、一部から熱烈な支持を受けた(カルト的な人気)。ホラー的な怖さから「鬱ゲー」もしくは「トラウマゲーム」として評価されることが多い。

余りにも怖すぎて放送禁止になったCM【SIREN】

テレビCMがあまりにも怖すぎたため、視聴者から苦情が殺到し放送中止になったことでも有名。そのCMは、屍人化した前田知子が家の窓の外から両親に呼びかける・理沙が屍人化した美奈と対面するという2つのパターンがあった。

キャッチコピーの「どうあがいても、絶望。」の通り、どのキャラクターも救いのない展開・結末を迎える。また、「頭脳屍人(ブレイン)」や「太田ともえ / ともえ闇人(SIREN2)」などトラウマ確実の不気味なキャラクターも多数登場する。

頭脳屍人(ブレイン)となってしまった双子の姉妹の恩田美奈と恩田理沙。顔を覆う異形の肉片。恐るべき姿の頭脳屍人。

引用元: youtube.com

頭脳屍人はブレインと読む。変態屍人の一種で、この形態に進化するには、なんらかの素質が必要らしいが、詳細は不明。辛うじて人間らしい外見を保ってはいるが、一様に頭部がおぞましい形に変化している(フジツボやカイメン、ウミウシといった海生生物が顔面に張り付いた状態)。

宮田医院の院長の宮田司郎は、異界に取り込まれる前日、恋人である恩田美奈の言葉が逆鱗に触れ彼女を絞殺、その後蛇ノ首谷の森で遺体を埋めた直後に異界に取り込まれる。そんな時に彼女の妹である恩田理沙に出会い、同行することになる。しかし病院内で屍人となっていた美奈と再会し意識が同調してしまった理沙に迫られ、またも首を絞めて殺害してしまう。

双子の姉の恩田美奈を絞殺した宮田司郎によって恩田理沙も絞殺され、頭脳屍人(ブレイン)となってしまう。

引用元: moon.ap.teacup.com

太田ともえ / ともえ闇人(SIREN2) プレイヤーを恐怖のどん底に叩き落とした。頭が肥大化し、鳥の足のような4本の足で犬のように動き回る。

引用元: hobby-rooms.com

太田ともえとは、みんなのトラウマ。ゲーム「SIREN2」の登場人物である。演者:やまだまいこ(当時は山田麻衣子)。ともえ闇人とは、元は太田ともえだった闇人。闇人としての登場時点ですでに乙式になっており、考え無しに機関室に向かったプレイヤーを恐怖のどん底に叩き落とした。闇人乙式とは、女の闇人が肉体を再構築したもの。体が退化した代わりに頭が肥大化し、鳥の足のような4本の足で犬のように動き回る。

Spec Ops: The Line(2012年)

『Spec Ops: The Line』は、トラウマ必至の鬱ゲーとして名高い。屈指の鬱シナリオで知られている。

引用元: hobby-rooms.com

『Spec Ops: The Line』(スペックオプス ザ・ライン)は、Yager Developmentが開発し、2K Gamesより販売されているサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)である。2012年6月26日(北米)および6月29日(欧州)、Microsoft Windows、Xbox 360、PlayStation 3で同時にリリースされた。 日本では同年8月30日にXbox 360、PlayStation 3用ソフトとしてリリースされた。日本のファンたちの間での愛称は”ドバイ”。

日本での愛称は「ドバイ」で、合言葉は「ドバイへようこそ」。屈指の鬱シナリオで知られている。エンディングは4つあり、途中の選択肢によって決定する。なおどうあがいても絶望。

画像は、見せしめとして、武装した民間人に殺害されたアメリカ兵が吊るされている。

白リン弾(焼夷弾)を撃ち辺りを焼き尽くすシーン(民間人殺し)。

引用元: hobby-rooms.com

メタルギアソリッドV ファントムペイン(2015年)

『メタルギアソリッドV ファントムペイン』 Episode 43 「死してなおも輝く」 生きているスタッフを一人一人殺していかなければいけない壮絶な鬱展開に。

引用元: hobby-rooms.com

『メタルギアソリッドV ファントムペイン』は、第1作『METAL GEAR』の中で最後の敵として登場した「BIGBOSS(ネイキッド・スネーク)」を主人公として、「なぜ英雄(BIGBOSS)が悪の道へ堕ちることになったのか?」というシリーズ最大の謎となるエピソードが描かれる。

悪に堕ちる。復讐の為に。『メタルギアソリッドV ファントムペイン』は、鬱ゲーの代名詞的な存在と評される。

Episode 43 「死してなおも輝く」のミッション内容は、声帯虫が再発生した実験棟内を調査し、発症者の判別方法を探ること。実験棟は閉鎖され、中からの連絡も途絶えている。

生きている人達は声帯虫に全員感染しており、生きているスタッフを一人一人殺していかなければいけない壮絶な鬱展開に。この作品最大の見せ場。仲間を自ら殺すという展開に涙した人も少なくない。

基本的に出会う生存者を全て殺害することになる…このミッションは非常に酷な内容。鬱ゲーの代名詞的な存在と評される。

引用元: hobby-rooms.com

火葬して灰になったスタッフ(感染者)を海へ撒く・・・予定だったが、スネークは「お前たちの無念を海の藻屑にはしない」「お前たちはダイアモンドだ」と彼らの灰からダイアモンドを作り仲間としてこれから先も共に戦っていけるよう肌身離さず身につける、と宣言した。

動画『メタルギアソリッドV ファントムペイン』 Episode 43 「死してなおも輝く」

ネタバレ注意そして、覚悟をしてみてください。

ドキドキ文芸部!(2017年)

『ドキドキ文芸部!』 メタフィクションやバグ要素を活用したホラー演出が、今までにない驚愕の展開、新しい恐怖体験を生み出した。

引用元: hobby-rooms.com

『ドキドキ文芸部!』(英: Doki Doki Literature Club!、通称: DDLC)は、チーム・サルバトによって開発されたビジュアルノベル。Windows、macOS、Linux版は2017年9月22日に、その後Steamで10月6日にリリースされた。ストーリーは、男子高校生である主人公が、幼馴染の女友達に誘われて学校の文芸部に入部し、個性的なヒロイン達と仲良く日常を過ごすという展開である。

『ドキドキ文芸部!』は、バグ要素を活用した視覚的インパクトが抜群のホラー演出など、全力でメタ演出を活用したホラーゲーム。

引用元: hobby-rooms.com

【ドキドキ文芸部!】トラウマシーン・リアクションまとめ

メタ演出を活用したホラーゲーム。
・ポインターが無理矢理動かされる……のは序の口。
・キャラクターの名前がついたとあるファイルを削除すると、キャラクターの存在が消える
・キャラクターがいなくなると、それに合わせてゲームのグラフィックやBGMやテキストが壊れる
・キャラクターたちが、死に際にゲームのフォルダ内にポエムや絵などの何かしらのファイルを遺すことがある
・場面によっては、このゲームがウイルスソフトと判定されセキュリティソフトが反応する場合も

ニーア オートマタ(NieR:Automata)(2017年)

『ニーア オートマタ』(NieR:Automata)

女性型のアンドロイド2Bと、男性型のアンドロイド9Sが、互いに刺し違えたり自爆する情景が、オープニングはじめ、何度も繰り返される。

引用元: hobby-rooms.com

『ニーア オートマタ』(NieR:Automata)は、2017年にスクウェア・エニックスより発売されたPlayStation 4用アクションRPG。2010年に発売された『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』の後継作品となるアクションRPG。

NieR:Automata/ニーア オートマタ: TVCM【無規制版】

2017年2月23日(木)発売予定PS4向けアクションRPG『NieR:Automata』TVCMの元となった無規制版の映像です。

『NieR:Automata』のお蔵入りになったTVCM無規制版。人形達が悲鳴を上げながら工業機械に粉々に破壊されるCMが話題に。

「私たちは壊されるために生まれてきた。命もないのに殺しあう。」

未プレイも分かる『NieR:Automata』
どうして命もないのに、アンドロイドは戦い続けたのか

【ストーリー】
遠い未来。突如侵略してきた異星人。そして、彼らが繰り出す兵器「機械生命体」。圧倒的戦力の前に、人類は地上を追われ月へと逃げ延びていた。

地球を奪還する為に人類側はアンドロイド兵士による抵抗軍を組織、さらに膠着した戦況を打破する為、新型アンドロイドである戦闘歩兵「ヨルハ」部隊を投入する。

人のいない不毛の地で繰り広げられる機械兵器とアンドロイドの熾烈な戦い。やがてそれは知られざる真実の扉を開けてしまう事となる……

かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄(2002年)

かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄(2002年) 過激なバッドエンドが悪名高い問題作の「妄想篇」、残虐なシーンが非常に多い「惨殺篇」と「陰陽篇」など悲惨な末路をたどるものが大半となっている鬱ゲー。。

引用元: hobby-rooms.com

『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』は、チュンソフトから発売されたゲームソフト。2002年7月18日にPlayStation 2用のアドベンチャーゲームとして発売された。グラフィックが向上したことで恐怖度がアップ。サブシナリオの結末は、悲惨な末路をたどるものが大半となっている鬱ゲー。

前作よりも「惨殺篇」「陰陽篇」は暴力描写が激しく、「官能篇」は性的描写がシルエットでも分かる程鮮明である。

残虐なシーンが非常に多い「惨殺篇」と「陰陽篇」

「惨殺篇」は、本編の第3の殺人が発生したところから分岐するストーリー。第3の犠牲者の身体の中から出てきた蟲のような生物。心の底から沸きあがるある感情に、招待客達は少しずつ侵されてゆく。題名通りに流血、残虐なシーンが多く、効果音も不気味なものが多い。

「陰陽篇」は、到底人間には不可能な方法で招待客が次々と殺されてゆく。殺害現場に残される1枚の紙。1人殺されるたびに食堂に血の線が1本ずつ引かれていく。すべてが揃うと何が起きるのか。「犯人」の目的、殺人から逃れる方法は何なのか。招待客達は生け贄なのか、それとも……。有り得ない状況に招待客達は次第に変貌していく。全体的にホラー的な要素が強く、またそれに伴い残虐なシーンが非常に多い。

グロテスクな描写が満載の「底蟲村篇」

三日月島の中にある廃村「底蟲村」に伝わる不老不死の民間伝承にまつわるストーリー。興味を示した招待客達は底蟲村に向かうことになる。わらべ唄に出てくる「みのむし」について、徐々にその真実が解明されてゆき、底蟲村の全貌も次第に明らかになる。ホラー、グロテスクな要素が非常に多く、またそれに伴いBGM、背景、効果音も不気味なものが多い。

過激なバッドエンドが悪名高い問題作の「妄想篇」

本編から分岐するストーリー。物語の進行がとぎれとぎれになっていたり、等身大だったシルエットが歪曲していたり、BGMがいびつなアレンジになっていたりと、まるで悪夢の中にいるような不可解な描写がなされている。劇中劇とされていた前作『かまいたちの夜』とのつながりが深く、田中一郎や猫のジェニーも登場する。

夕闇通り探検隊(1999年)

伝説の隠れた名作ホラーゲーム『夕闇通り探検隊』 本編の「ストーリー」と「エンディング」ともにシリアスな鬱展開。

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『夕闇通り探検隊』(ゆうやみどおりたんけんたい)は、1999年10月7日にスパイクから発売されたPlayStation用のアドベンチャーゲーム(AVG)。伝説の隠れた名作ホラーゲーム。

現在ではプレミアムが付いているため入手はなかなか難しい。ゲームの難易度が非常に高いため攻略本は必須だが、当然のように攻略本もプレミア価格化。ゲームアーカイブス化を望む声が大きいゲームの一つ。

本編の「ストーリー」と「エンディング」ともにシリアスな鬱展開。クラスメイトの女子に悪口を言われて、クラス委員長がリストカットして自殺してしまうなど細部にわたって中学生特有の「無邪気な陰湿さ」が再現されている。細かなところまで鬱々とした展開のため気が滅入ってしまう。

(画像)「花子さんのお墓の噂」にて、「カスカ」ちゃんとの初対面シーンでビビった人は多い。カスカは、クルミが「花子さんのお墓」を探す中で、今は壊されてしまった“ある古い社”のあった辺りで出会った小さな女の子。

街 〜運命の交差点〜(1998年)

サウンドノベル『街 ~運命の交差点~』 トラウマシナリオ「シュレディンガーの手」は、陰惨な鬱シナリオとして名高い。

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『街 〜運命の交差点〜』は、日本のチュンソフトから発売されたアドベンチャーゲーム。『弟切草』(1992年)、『かまいたちの夜』(1994年)に続く同社のサウンドノベルシリーズ第3弾。本作は実写を使用した作品であり、登場人物には俳優を起用している。陰惨な鬱シナリオとして名高い「シュレディンガーの手」などを収録。

サウンドノベル『街 ~運命の交差点~』の鬱シナリオ「シュレディンガーの手」の主人公の市川文靖(演:ダンカン)は、精神に異常をきたしており、一人称で語られる市川シナリオは、現実と虚構の区別がつきにくい。トラウマシナリオ扱いされている。サイコホラー風味で、グロテスクな表現も存在。

『シュレディンガーの手』の主人公の市川文靖(いちかわ ふみやす)(演 – ダンカン)はテレビドラマのプロットライターとして成功しているが、その作品は低俗極まりない上に自分が寝ている間に「誰か」が書き起こした身に覚えの無いものであった。市川は自分の作家としての良心を守るため、テレビ業界に一石を投じるため、最高傑作を書こうと作品に取り掛かる。

RULE of ROSE(2006年)

『RULE of ROSE』(ルール オブ ローズ) 不気味で陰鬱なゴジックホラー映画のような世界観に後味の悪い結末の鬱ゲー。

『RULE of ROSE』(ルール オブ ローズ)は、2006年に発売されたPlayStation 2用ソフト。ジャンルは「サイコミステリー・アドベンチャー」。子供の世界の無邪気な残酷さ、残忍さが描かれた探索サイコアドベンチャー。不気味で陰鬱なゴジックホラー映画のような世界観に後味の悪い結末の鬱ゲー。

『RULE of ROSE』の陰鬱な世界観

子供によるいじめやグロテスクなシーン、インモラルな少女同士の同性愛や孤児院の先生による少女への性的虐待を仄めかす表現が多く含まれており、人によっては大きな不快感を催す。心に闇を抱えたキャラクターが多い。

・孤児院の子どもたちが主人公を押し込めた箱に虫などの嫌悪感を催すモノを順番に入れていくというイベント

・棒に巻きつけたドブネズミを顔に無理やりくっつけてくる

・少女が少女に馬乗りなって滅多打ち等の陰湿ないじめの数々

・人魚になろうとして足を切ろうとしたり、親友が自分だけをみるように残酷な手段に手を出すなど、見た目は可愛らしい少女だがどこか陰湿で不気味な面を潜めている。

・息子が死んだことで精神に異常をきたした大男や孤児院の子どもと姦淫する院長など相当闇が深い。

『RULE of ROSE』(ルール オブ ローズ)予告編

物語自体は暗く重いものであり、全体的にダークな要素が見られる。本作品は『サイレントヒル』や『DEMENTO』などの類似点や、サイコホラー要素があるためよく比較される。この作品は語られない伏線が多く考察の余地が十分すぎるほど含まれており、アクションゲームとしてではなく、物語を味わうことに楽しみを見出せるプレイヤーであれば奥深いストーリを楽しめる。

MOTHER3(2006年)

MOTHER3(2006年) 暗い雰囲気と重いシナリオ…狂気のトラウママップのタネヒネリ島。

引用元: hobby-rooms.com

『MOTHER3』(マザースリー)は、2006年4月20日に発売された任天堂のゲームボーイアドバンス用のコンピュータRPG。暗い雰囲気と重いシナリオから鬱ゲーと評されることも。前作までと比べてストーリーが重く、鬱の宝庫になっている。

平和に暮らしていた主人公の一家が、ある凄惨な事件をきっかけにバラバラになってしまう…。前作までのほのぼのしたような作風とはうって変わって鬱展開が序盤からあるなどかなり作風は変化している。

狂気のトラウママップのタネヒネリ島。毒々しい色をした「お元気になるキノコ」を食べるとリュカたち一行は幻覚作用で周囲がまともに見えず、敵が全て「ぶきみなわらい」というホラー調のものになる。

タネヒネリ島でのイベントはプレイヤーに多くのトラウマを植えつけた。

引用元: hobby-rooms.com

タネヒネリ島の後半に温泉があるのだが、実はその温泉も幻覚で本当はゴミ池。

LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-(2017年)

『LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-』 ホラー要素の強いサスペンスアドベンチャー。シックスの身に起きる異変…衝撃の結末。

引用元: hobby-rooms.com

『LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-』は、バンダイナムコエンターテインメントより発売されたホラーアクションゲーム。ホラー要素の強いサスペンスアドベンチャー。

「胃袋」の名を持つ巨大な船舶に囚われた少女「シックス」を操作し、謎を解きながら船からの脱出を目指すアドベンチャーゲーム。子供の視点から描かれた世界は全てのものが大きく歪んで見える。解釈が分かれる世界観と衝撃の結末。

無力な子供と異形の敵キャラクターを始め、無音と不安になるBGMで緩急つけられたサウンド面や現実にあるもので構成されたステージなど絶妙に組み合わさっており、不気味な雰囲気を存分に楽しめる作りとなっている。

序盤に登場した「首吊り男」。吊り下げられた足だけが見えるという恐ろしい状況。

引用元: hobby-rooms.com

最序盤に登場する首つり死体、シックスそっくりな肖像画、ゲストが履いていたと思しき大量の靴など、本作の舞台「モウ」の設定についていろいろと想起させるようなものが登場する。謎の多い世界観。世界観やキャラクターたちに謎が多く、想像力を掻き立てられることから、考察好きの人にもおすすめできる。

シックスの身に起きる異変。プレイヤーは主人公の「シックス」をモウの外に出してあげようと意気込むはずだが、次第に彼女の身に衝撃的な異変が現れるようになり、最後には…。リトルナイトメア(小さな悪夢)とは、人類の脅威となった「シックス」自体を指しているのかもしれない。

少年少女の絶望を描いた悪夢の神ゲー『 LITTLE NIGHTMARES 2 -リトルナイトメア2- 』

『リトルナイトメア2』(LITTLE NIGHTMARES II)は、バンダイナムコエンターテインメントより2021年2月10日に発売のゲームソフト。ダークで、スリリングで、謎に満ちた絶望の世界が再び。

『クロックタワーシリーズ』

『クロックタワー』(CLOCK TOWER) 神出鬼没の殺人鬼・シザーマン出現時のBGMはトラウマ物。

引用元: sirohebi.com

『クロックタワー』(CLOCK TOWER)は、1995年9月14日に日本のヒューマンから発売されたスーパーファミコン用アクションアドベンチャーゲーム。

正体不明の殺人鬼の住む館に招かれた主人公のジェニファーたちが、殺人鬼や超常現象からひたすら逃げながら館からの脱出を図るアドベンチャーゲーム。

ダリオ・アルジェント監督のサスペンスホラー映画『フェノミナ』と『サスペリア』を下敷きにしたゴシックホラー調の世界観

3人の友人達はいずれも屋敷内のどこかで死体で発見されたり、主人公の目の前で殺されたりする。
しかも死に方は多種多様で、主人公とプレイヤーに絶望感を叩き込む。シザーマン出現時のBGMはトラウマ物。

シザーマンの神出鬼没っぷり。
バスタブの中から飛び出してきたり、天井裏から飛び降りてきたりなど登場パターンは多彩で、プレイヤーにいつどこで襲われるかと恐怖感を与える。

メアリー先生(メアリー・バロウズ (Mary Barrows)

引用元: usi32.com

メアリー・バロウズは、35歳。グラニット孤児院の教師で生徒からはメアリー先生と呼ばれている。ジェニファー達を時計塔屋敷に引率してきた。
実は本作の事件の真犯人。バロウズ屋敷の家主サイモンの実妻にして殺人鬼ボビィとダンの母。ボビィにジェニファーたちを殺害させるために屋敷におびき寄せ、展開次第で自らもジェニファーを殺害しようと迫ってくる。エンディングによって死亡の仕方は様々である。

『クロックタワー2』は、1996年12月13日にヒューマンから発売されたPlayStation用ゲームソフト。

ダリオ・アルジェント監督のホラー映画をモチーフにした古典ホラー的世界観がベースであった前作に対し、今作ではサイコホラー的な世界観が取り入れられ、平穏な日常が殺人鬼の出現によって一瞬にして非日常に変貌してしまう恐怖が描かれている。

シザーマンのビジュアル的恐怖感のアップ。本作のシザーマンは、コートを着込んで更に巨大で無骨なハサミを構え、片足を引きずりながら鋭い開閉音を鳴らして無言で殺しに掛かって来る。3D描写により様々なアングルから描写される臨場感も相まって、より恐怖感が増した。

前作に比べ、死亡描写はかなり直接的でグロいものが多く、プレイヤーの恐怖感をさらに盛り上げる。シザーマン回避失敗時には、巨大なハサミで串刺しにされるシーンが克明に映し出される。

スウィートホーム(1989年)

『スウィートホーム』は1989年12月15日にCAPCOMよりファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。

1989年1月に公開された日本製ホラー映画『スウィートホーム』のゲーム化作品である。RPGという枠組みの中で原作のホラー映画の世界観を再構築し、独特なシステムによってリアリティある恐怖感を追求した作風が特徴で、『BIOHAZARD』を始め、後のホラーゲーム全般に影響を与えた。

館に閉じ込められたテレビの取材班5人が館から脱出するべく、館の様々な謎を解き、罠を回避し、モンスター(霊、クリーチャー)と戦っていき、館の主で今は亡き「間宮一郎」の妻である「間宮夫人」の霊の怒りを鎮めることを目指す。

『CALLING~黒き着信~』(2009年)トラウマ必至の『赤い女』

『CALLING~黒き着信~』(コーリング くろきちゃくしん)は、ハドソンによるWii用ホラーゲームソフト。2009年11月19日に発売された。

トラウマレベルの『赤い女』

通称、赤い女。プレイヤーの前に何度か姿を現す謎の人物。2周目から登場する。特定のエリアでプレイヤーの前に出現し、その度にWiiの伝言板に彼女から手紙が送られて来る。ストーリー、及び麗子本人との関係性はない。

登場とともにWiiに手紙を送ってくる
手紙の内容(赤い封筒に入って来る)
1通目=「みつけた」
2通目=「今日もアナタみていた」+目の絵
3通目=「目があいました」+ハートの絵 手紙にハートのシール?が貼ってある
4通目=「いつもいっしょ」+ラブラブカップル 手紙にキスマーク
5通目=「アナタとイタイ・ずっとみてる・アナタニアイタイ」など+目とか赤いのとか穴 手紙はテープで封
6通目=「会いにいきます」 ぼろぼろの封筒
7通目=「やっと会えた」 目がたくさんついた封筒

引用元:w.atwiki.jp

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ゲーム史上最強のトラウマ級の「鬱ゲー」12選 エログロゲー中心。陰鬱なグロ描写多いので閲覧注意。 | altoria[オルトリア]

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ゲーム史上最強の鬱ゲーと評される『さよならを教えて』『沙耶の唄』『好き好き大好き!』など有名なグロ&鬱ゲー作品を中心にまとめています。鬱ゲーは、「残酷、陰鬱、グロテスクな展開がある」、「ヒロイン・主人公が救われないまま終わる」、「バッドエンドばかりで、ハッピーエンドやトゥルーエンドも救われない」等の鬱展開になる内容が含まれているためプレイ中・プレイ終了後に鬱になるゲームです。

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【トラウマゲーム】ゲーム史に残る鬱展開のトラウマシーン 20選 | altoria[オルトリア]

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ゲーム史に残る鬱展開のストーリー、超展開のバッドエンドや心をえぐるトラウマシーンなどを集めたまとめ。重度のトラウマゲームと評される『マリカ 〜真実の世界〜』、『黒ノ十三』の究極の鬱シナリオ「羽音」、『大貝獣物語』のトラウマダンジョン「バイオベース」、「ゼノギアス」の有名なトラウマシーンの舞台「ソイレントシステム」(通称:人肉缶詰)、ブレス4の呪砲の生贄となったエリーナの悲劇など。

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任天堂のトラウマゲーム・衝撃的なトラウマ級の恐怖シーン 16選 | altoria[オルトリア]

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ファミリー向けの健全なゲームメーカーである任天堂のゲームでトラウマになったシーンをまとめています。『星のカービィ64』のトラウマBGM「こうじょうけんがく」、『ポケットモンスター 金・銀』のアカネのミルタンク、『MOTHER2』の「ムーンサイド」、トラウマ要素満載の「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」など。

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