
ホラー映画やSF映画を中心に映画史に残る壮絶なひどい死に方、観客に恐怖とトラウマを植え付けた残酷な死亡シーンをまとめた36選。『ロボコップ』『エイリアン』『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』『ジョーズ』「オーメン」の残虐な死に様・残酷描写ほか。
主人公アレックス・マーフィ巡査は、惨殺されてしまう(バイオレンスSF映画「ロボコップ」)

バイオレンスSFアクション映画「ロボコップ」 主人公アレックス・マーフィ巡査の右手がショットガンで吹っ飛ばされる映画史に残る痛すぎるトラウマシーン。
『ロボコップ』(RoboCop)は、1987年に公開されたアメリカのバイオレンスSFアクション映画。
殉職した警官の遺体を利用したサイボーグ警官「ロボコップ」が活躍する。映画「ロボコップ」は、公開当時、これまでのヒーロー作品に無かった残虐描写が話題となった。激しい暴力描写でR指定を受けたことなどが話題になった。
主人公アレックス・マーフィ巡査は、凶悪犯のクラレンスの一味に惨殺されてしまう。まず右手をショットガンで吹っ飛ばされ、頭の側面も撃ち抜かれる。そしてそのまますぐにオム二社によってロボコップにされてしまうマーフィー。
ジョーンズに頼まれてオムニ社員のキニーが犯人役となり、彼がジョーンズに言われた通り銃を向けると、ED209は「武器ヲ捨テナサイ!! 20秒ダケ猶予ヲ与エル」と警告。警告通りキニーは銃を捨てるが、なんとED209は彼が武器を捨てたことを認識できずに「残リ15秒ダ」とその後も警告を続け、さらにお披露目用にマニュアル操作だったにもかかわらずタイムカウントが切れると同時にキニーを問答無用で射殺。しかも劇場公開時にカットされたシーンではキニーが死亡したことも認識できず、既に死亡していたキニーを蜂の巣にするオーバーキルまで見せつけた。
『自殺サークル』(2002)
冒頭の集団自殺のシーン。新宿駅で女子高生54人が電車に飛び込む集団自殺が起こる。
新宿のプラットホーム。楽しげにおしゃべりをする女子高校生の集団。電車がホームに入ってきた瞬間、彼女たち54人の女子高校生たちは手をつないだまま飛び降りた。同じ頃、各地で集団自殺が次々と起こり始める。"事件"なのか"事故"なのか、迷う警察。
ワイヤーによる輪切りで大量のバラバラ死体(「ゴーストシップ」の冒頭のシーン)
『ゴーストシップ』(Ghost Ship)は、幽霊船を舞台にしたホラー映画作品 。
「ゴーストシップ」の冒頭、開始五分で起きる惨劇で、視聴者の度肝を抜いた。船上のワイヤー(ロープ)による輪切りで大量のバラバラ死体…ダンスフロアーで踊っていた人たちの胴体や頭部が真っ二つに。切断されても少しの間は生きて動いているのが生々しく怖い…。
ゴーストシップのトラウマシーン
ゴーストシップの冒頭…紳士淑女のお金持ちそうな方々が楽しそうに船旅を楽しんでいるところからスタートします。しかしワイヤーが切れる描写などどうも雲行きは怪しい。
開始5分…突然ワイヤーが会場を交差し、ダンスフロアーで踊っていた人たちの胴体や頭部が真っ二つになります。このバラバラ死体の、描写は圧巻でした。
スポンジを濡らさずに電気椅子による死刑執行(グリーンマイル)
エデュアール・ドラクロアは、南部系フランス人の死刑囚。通称「デル」。ミスター・ジングルスと名付けたネズミを飼育している。少女を強姦し、死体をアパートの裏で燃やしたところ、建物に燃え移り、中の住人6人が更に死亡。うち2人は子供だったという。
看守のパーシーとの相性が非常に悪く、デルの死刑執行の際、パーシーの悪戯により、処刑が残酷な結果になってしまい、派手に惨死する末路を迎える。
電気椅子による処刑では、確実に脳天から電気を通すべく頭と電極の間に濡らしたスポンジを挿むのだが、この一件においてパーシーはスポンジを濡らさずに挿んだ。
人造人間サマンサの投げるバスケットボールで顔面が破壊される(SFホラー映画『デッドリー・フレンド』)
『デッドリー・フレンド』は、コンピュータ少年が、事故死したガールフレンドにロボットの回路を埋め込み蘇生させようとするストーリー。
母親とともに町に引っ越してきた天才少年ポールは、サマンサという少女に恋をする。しかし彼女は父親の虐待を受けたあげく、脳死状態に。悲しみに暮れるポールは彼女の体に、自ら作り上げたロボットのコンピューターを埋め込む。だが、ロボットとして復活したサマンサはやがて殺人を犯すことに……。少年の悲劇的な恋、そして惨劇を描く青春ホラー。

AIロボットのBBの能力を宿したサマンサが、復讐モンスターとなって大暴れ。近所で評判のキチガイおばあさんに目がけてバスケットボールを投げつけると、ボールは顔面に当たり、顔面・頭部が破壊される。
ライオンによって人が喰い殺される(モンド映画『グレートハンティング』)
『グレートハンティング』は、1970年代のオカルト映画、動物パニック映画などで刺激的な描写に慣れていた観客の度肝を抜いた、ライオンによって人が喰い殺されるシーンを売り物にしたドキュメンタリー映画である。
売り物となったライオンの人喰いシーンや人間狩りのシーンは、偶発事故を撮った割には丹念なカット割りや編集、演技にしか見えない不自然な行動などが散見され、明らかなやらせである。
GLUTTONY(暴食)の犠牲者(サイコ・サスペンス「セブン」)

サイコ・サスペンス『セブン』 「GLUTTONY(暴食)」の犠牲者は、死ぬまでスパゲティを食べ続けさせられる壮絶な最期。
猟奇連続殺人事件の第一の殺人「GLUTTONY(暴食)」の犠牲者は、かなり肥満な男。死ぬほどスパゲティを食べる事を強制されたグロテスクな映像。
『セブン』は、猟奇殺人を描いた1995年のアメリカのサイコサスペンス映画。犯人が「七つの大罪」をモチーフにして殺人を行っていた。第一の殺人(暴食)、最初の死体は信じられないほど肥満の男であり、彼は食べ物の中に顔を埋めて死んでいた。死因は食物の大量摂取とその状態で腹部を殴打されたことによる内臓破裂。状況から、何者かによって手足を拘束され、銃で脅されながら食事を強制されていた。
叶和貴子が「人間花火」となる衝撃のラスト
『江戸川乱歩の美女シリーズ』の中でもエログロ指数の高い『天国と地獄の美女(パノラマ島奇譚)』(1982年1月2日)は、お正月の特番で放送された。ヒロイン役を演じた叶和貴子は体当たりのヌードも見せて、まさに伝説のお年玉映像となっていた。
叶和貴子は、テレビドラマ史に残る伝説の「人間花火」も見せた。人間花火として空へ打ち上げられた千代子(叶和貴子)の血は、まるで花火の火の粉のように空から落ちてきて人工の小さな池を赤く染めた。そこへヒラヒラと舞い落ちてくるドレスの生地の切れ端たち。壮絶な血しぶきが舞う最期。
人間花火(カルト映画『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』)
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』は、1969年公開の日本のホラー映画。内容の過激さから、セックスシーンや流血シーンは少ないにもかかわらず、公開当時は成人映画に指定された。日本に於けるカルト映画の先駆けと評される。
人見広介と秀子の壮絶な最期(心中)は、衝撃的なラストシーンとして名高い。広介と秀子は、“兄妹と判っても離れられない”とメモを残すと、花火の筒から、火花と共に、空中に四散してしまった。「おかーさーん」と叫びながら…。

広介と秀子は、クライマックスで花火とともに空に舞い上がり、爆死。さらに千切れた生首は「お母さん」と叫びながら夕焼け空に消えていく伝説のラスト。
ケイン(SFホラー映画『エイリアン』)
『エイリアン』(Alien)は、リドリー・スコット監督による1979年公開のSF映画。大型宇宙船の薄暗い閉鎖空間の中で、そこに入り込んだ異星人(エイリアン)に乗組員たちが次々と襲われる恐怖を描いたSFホラーの金字塔。
ギルバート・ケインは、船外活動でエイリアン・エッグに近づき、フェイスハガーに寄生され、体内に幼体(チェストバスター)を産み付けられていた。最期はチェストバスターにより胸部を食い破られ、エイリアンの最初の犠牲者となる。
『エイリアン』でチェストバスターが出てくる有名なシーン
ヤクザの姐さん(日活のスプラッター・エロス「美女のはらわた」)

ヤクザの姐さん(日活のスプラッター・エロス「美女のはらわた」) 怪物のペニスによって犯され、腹を突き破られる。
「美女のはらわた」は、1986年の日活(にっかつ)による日本のスプラッター・エロス、官能ホラー映画。『処女のはらわた』に続くスプラッタ・エロス第二弾。エロスとホラーの融合を最大の目標に、ロマンポルノに新風を吹き込むべく製作され、若いファンを中心として圧倒的支持をうけた前作をさらに上回る官能と恐怖を実現した。
ヤクザに殺されバラバラにされた女医のひろみと東が、両性具有のグロテスクな容貌の怪物として蘇り、ヤクザたちに復讐を開始する。蘇った怪物は、女医のひろみとしての「人間の姿」と怪力の醜い「怪物の姿」を変身によって使い分けることができる。

欲求不満でラリっているヤクザの姐さんを触手のような長大なペニスで犯し、怪物のようなペニスが腹をぶち破って飛び出るシーンは、まるでエイリアンのアノシーンのよう。

『エイリアン』でチェストバスターが出てくる有名なシーンのように、怪物のペニスがヤクザの姐さんの女性器・腹を突き破って飛び出しているシーン。想像を絶するエロ・グロなスプラッター描写になっている。
クイント(動物パニック映画の金字塔『ジョーズ』)
『ジョーズ』(Jaws)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1975年のアメリカのパニック映画。平和なビーチを襲う巨大人食い鮫(ホオジロザメ)の恐怖と、それに立ち向う人々を描いた作品である。スリラー映画、ホラー映画、パニック映画など様々なジャンル分けがなされる。
ジョーズ(1975年)において、直接的に描写されたサメが人を噛み殺す唯一のシーン。その餌食になるのは、最も頼りになる男のはずだった漁師サム・クイント。
船に乗り上げてきた鮫に噛み付かれ、血を吐きながら派手に喰い殺されるという最期を迎える。
映画「ジョーズ」のひどい死に方:サメと漁師クイントの最後の戦い
ラッセル・フランクリン(動物パニックホラー映画『ディープ・ブルー』)
『ディープ・ブルー』(原題: Deep Blue Sea)は、1999年公開のSFパニック・ホラー映画である。
ラッセル・フランクリン(演:サミュエル・L・ジャクソン)が説教をはじめた絶妙のタイミングでサメに食われた。サメに引きちぎられて海底へと引きずり込まれるシーンは衝撃的。
ラッセル・フランクリンは、大富豪でキマイラ製薬の社長。スーザンたちの上司で、カーターの雇い主。AGAマスクで難破船ダイブやアルプスに登山するといった冒険家気質な性格を持つ。アルプスの登山の際、雪崩で一週間雪に生き埋めになるも6人の仲間と共に生還する(途中で2人死亡)過去を持つ。中盤、スーザンたちに「自然界に存在しない4tのアオザメは何を考えているか?」という謎かけをする。事故発生後、内輪揉めばかりしていたカーターたちに団結するよう説得する途中、サメに食い殺された。
アーノルド・エルンスト・トート(アドベンチャー映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』)
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』は、1981年のアメリカ映画。アドベンチャー映画。『インディ・ジョーンズ シリーズ』の第1作である。ベロックが聖櫃のフタを開くと砂が入っているばかりである。ディートリッヒは激怒し、トートは嘲笑したが、直後に精霊が飛び出してドイツ兵たちの間を飛び回る。すぐさまインディはマリオンに目を閉じるように言って自らも目を閉じる。直後に精霊は豹変し、聖櫃から飛び出した雷撃がドイツ兵を皆殺しにした。そして、聖櫃を開けたべロックは頭部が爆発し、生きたまま体が干からびたディートリッヒや、生きたまま溶解されたトート共々殺されたのである。
アークが真の力を解き放ったとき、トートは悲鳴を上げた。トートの顔はアークから放たれる激しい炎によって顔が溶かされていく。
Dr.カナンガ/Mr.ビッグ(映画「007 死ぬのは奴らだ」のラスボス)
『007 死ぬのは奴らだ』は、イアン・フレミングの長編小説『007』第2作。および、それを翻案とした1973年公開、ガイ・ハミルトン監督のスパイアクション映画。『007』シリーズ第8作。ジェームズ・ボンド役をロジャー・ムーアが演じた初の作品である。
本作品のラスボスであるサン・モニークの大統領、Dr.カナンガは、自らハーレムの大物Mr.ビッグに変装し、レストランチェーン「フィレ・オブ・ソウル」を通じて麻薬を無料で配布し、アメリカに麻薬中毒患者を増加させ、その後に麻薬の値段を吊り上げることで荒稼ぎしようとしていた。
最後には、ボンドにサメ退治用圧縮ガス弾を飲まされ、どこまでも膨張し破裂して死亡した。ひどい死に方としても、笑える死に方としても有名。
ハンス・グルーパー(『ダイ・ハード』)
『ダイ・ハード』(原題:Die Hard)は、1988年のアメリカのアクション映画。テロリストのハンス・グルーバーがビルから宙づりになり、その後落下する有名なシーン。
ホリーを助け上げようとするジョン・マクレーンを道連れにしようとするハンスだが、最期はマクレーンがハンスが掴んでいたホリーの腕時計を外したため単身ビルから落下して死亡する。
首がガラスで切断されるシーン(オカルト映画「オーメン」)
『オーメン』(The Omen)は、1976年に製作されたアメリカ合衆国のオカルト映画作品。6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語。駐英アメリカ人大使夫妻の養子が、5歳の誕生日を迎えてから、次々と勃発する不吉な事件を描いた恐怖映画。
ジェニングス(デイヴィッド・ワーナー)は、ガラス板を満載したトラックが暴走し、ガラス板で首を切断された。
【閲覧注意】見ると呪われる?!オーメン666 死亡シーン
ドリルで頭を貫通シーン(ゾンビ系スプラッター映画『地獄の門』)
『地獄の門』(原題:Paura nella città dei morti viventi)は、ルチオ・フルチ監督のゾンビ物ホラー映画。脳が飛び散り、口から内臓が噴き出し、頭をドリルが貫通し、ウジの大群が降り注ぎと、フルチの作品の中でも過激な残酷描写で有名である。
エリアス・グロージョン3等軍曹(『プラトーン』)
『プラトーン』は、1986年公開のアメリカのベトナム戦争の映画。ベトナム帰還兵であるオリバー・ストーンが、アメリカ陸軍の偵察隊員であった頃の実体験に基づき、アメリカ軍による無抵抗のベトナム民間人に対する虐待・放火、虐殺や強姦、米兵たちの間で広がる麻薬汚染、仲間内での殺人、誤爆、同士討ち、敵兵に対する死体損壊など、現実のベトナム戦争を描く。
「エリアス・グロージョン3等軍曹」は、民間人を殺害しようとした冷酷無比な「ボブ・バーンズ2等軍曹」を軍法会議に告発しようと考えていたが、地獄のような戦場で、正気を失い無法者と化したバーンズは戦場の混乱の中でエリアスを殺害して口を封じる。
マリオン・クレイン(サイコサスペンス映画『サイコ』)
『サイコ』(Psycho)は、1960年に製作されたアメリカ合衆国のサイコ・スリラー系のサスペンス映画。映画史に残るシャワー室での惨殺シーン。モノクロでも凄惨な映像と音楽は、後に多くの他の映画作品において模倣やパロディーが繰り返された。
クライド・バロウとボニー・パーカー(『俺たちに明日はない』)
クライド・バロウとボニー・パーカー(『俺たちに明日はない』) 87発の銃弾を浴びて絶命する(通称「死のバレエ」)。
『俺たちに明日はない』(原題:Bonnie and Clyde)は、1967年製作のアメリカ映画。世界恐慌時代の実在の銀行強盗であるボニーとクライドの、出会いと死に至るまでを描いた犯罪映画。
怪我から回復した後、買い物をするため隠れ家から出てきたボニーとクライドは、待ち伏せしていたヘイマーたちの一斉射撃を浴びて絶命する。蜂の巣となる有名なシーン。
映画のラストシーンで87発の銃弾を浴びて絶命するボニーとクライドの姿(通称「死のバレエ」)は、当時の若者の反響や後続の映画製作者に大きな影響を与えた。
コング少佐(『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』)

コング少佐(『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』) 核爆弾にまたがりながら落下するコング少佐。血気盛んに核爆弾と共にソ連に投下され殉職する。
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』は、キューバ危機によって極限状態に達した冷戦の情勢を背景に、偶発的に核戦争が勃発し、人類滅亡に至るさまを描くブラックコメディ。日本語題は一般的に『博士の異常な愛情』と略称される。
熱血漢のコング少佐は核爆弾にまたがりながら配線を再接続するが、故障が直るや否や爆弾は投下されてしまい、コング少佐はカウボーイよろしく爆弾にまたがったまま落ちてゆく。
コンセック社の社長(『スキャナーズ』)
『スキャナーズ』(Scanners)は、1981年のカナダの映画。デヴィッド・クローネンバーグ監督・脚本によって超能力者達の闘いを描いた SFホラー映画である。ストーリー序盤の頭部を破裂させるシーンと終盤の対決シーンは有名。
ドクター・コッパー(「遊星からの物体X」)
『遊星からの物体X』(The Thing)は、1982年のアメリカ合衆国のSFホラー映画。ジョン・W・キャンベルの短編SF小説『影が行く』の2度目の映画化で、南極基地に現れた地球外生命体の怪物とそれに立ち向かう隊員達を描いている。
ノリスが突然苦しみ出し、医師のドクター・コッパーに心臓マッサージを受けると・・・「物体・それ」(The Thing)が腹から登場。ドクター・コッパーが「物体」に両腕を食いちぎられる。
ゴキブリへの変身(スプラッター映画「エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃」)
『エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃』は、1988年のアメリカ映画。
アリスの友人のデビー・スティーヴンスは、フレディの悪夢に会い、無残な最期を遂げてしまう。
「エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃」 ゴキブリにされてフレディに握り潰される
夢の中の殺人事件が現実にも起こるというスプラッター映画『エルム街の悪夢』の第4弾。
アンナ(スプラッター映画「マーターズ」)
『マーターズ』(原題: Martyrs)は、2008に公開されたフランスとカナダのスプラッター映画。少女のアンナは「拷問を受けて死にかけた人間だけが見られる死の世界」の存在を追求するカルト集団に残虐極まりない拷問を受ける。アンナは、最後に顔以外の皮膚を剥ぎ取られる壮絶な拷問を受ける。
「マーターズ」 顔以外の皮膚を剥ぎ取られたアンナの姿。胸糞の悪い映画として有名。
ソニー・コレルオーネ(ゴッドファーザー)
『ゴッドファーザー』(原題: The Godfather)は、1972年に公開されたアメリカ映画。
コルレオーネ家の長男、ソニー・コレルオーネは敵から一斉に弾丸を浴びて息絶える。
サンティノ・“ソニー”・コルレオーネは、ヴィトー・コルレオーネの長男でアンダーボス。ヴィトーが銃撃されると代理でドンの地位に就くが、短気で逆上しやすい性格が災いし、確執のあった妹の夫のカルロの罠にはめられ、ハイウェイの料金所で待ち伏せていた殺し屋のマシンガンの一斉射撃を受けて殺される。
ローズ大尉(死霊のえじき)
『死霊のえじき』(Day of the Dead)は、1985年7月3日にアメリカで公開されたゾンビ映画。
ヘンリー・ローズ大尉は、軍人グループの指揮官。マシュー・ローガン博士の仇を討とうとするゾンビ「バブ」によって撃たれ満身創痍にされ、最期は大勢のゾンビに貪られながらゾンビ達に向かって捨て言葉を吐きつつ死亡した。
ローズ大尉は起死回生とばかり目にした扉を目指すもソコにはゾンビの群れが、再び逃げようと来た通路を振り向き様にバブは待ち構えた様に止めの銃撃。右脇腹を撃たれショック状態のローズに背後からゾンビ達が捕縛。悲鳴に成らぬ声を出しながらゾンビ達に持たれ倒されるローズにバブは敬礼。それを見ながら倒れ込んだローズをゾンビ達が八つ裂きに、最期の言葉を吐くローズは迫り来るゾンビ達と引き摺り運ばれる自分の下半身を見ながら絶命した。

ローズ大尉は、群がるゾンビに上半身と下半身を引っ張られ、胴体を真っ二つに裂かれて死亡する。このローズ大尉の最期は、名スプラッターシーンとして名高い。
死霊のえじき 劇場予告編
「人喰いナメクジ」が顔を食い破り飛び出してくる(スラッグス)

「人喰いナメクジ」が顔を食い破り飛び出してくる(生物パニックホラー映画「スラッグス」) 人喰いナメクジが、顔を突き破り大量に噴き出してくる強烈にグロテスクなトラウマシーン。
「スラッグス」(Slugs)は、1988年のアメリカ/スペインの生物パニックホラー映画。カルト的に人気がある悪趣味な作品。骨の髄まで喰う人喰いナメクジが大群で襲いかかる。本物のナメクジを床を埋め尽くすほど大量に集めて撮影された、伝説の衝撃作『スクワーム』と双璧をなす、映画史上に残る超・悪趣味映画。
サラダに混入した「人喰いナメクジ」を知らずに食した人の体内で、寄生虫が異常繁殖して、ディナーの席で突如顔を突き破り大量に噴き出してくる強烈なトラウマシーン。映画史に残る屈指のグロテスクなシーンになっている。最高に気持ち悪くなること間違いなし。
<ストーリー/解説>
アメリカの片田舎で、食い荒らされ、骨だけになった変死体が発見される。
衛生局に勤めるマイクは、工場廃棄物によって突然変異したナメクジの仕業であること突き止め、凶悪ナメクジ絶滅作戦を決行すべく下水道をへ潜入したが、そこで想像を絶する光景を眼にする・・・。
大友組若頭 水野(ヤクザ映画「アウトレイジ」)
『アウトレイジ』(Outrage) は、2010年6月12日に公開された日本映画。北野武の15本目の監督作品。キャッチコピーは「全員悪人」「下剋上、生き残りゲーム」。過激なバイオレンスシーンや拷問シーンが数多く含まれるため、映倫でR15+指定を受ける。
水野(演:椎名桔平)は、最後は「処刑」に近い形で惨殺されるという最期を遂げた。パンフレットによれば監督の北野は水野をいかに殺すのかを一番気にしていたという。

アウトレージは過激なバイオレンスシーンや拷問シーンが多い作品だが、水野は最も後味の悪い残酷な死に方だった。首がほとんどもぎ取れるような絞殺。首に縄かけられて、そのまま車を急発進させて首チョンパに近い状態で車外に飛び出した。
ベネット(コマンドー)
ベネットとは1985年にアメリカ合衆国で公開されたアクション映画「コマンドー」に登場する悪役である。主人公のジョン・メイトリックス(演者:アーノルド・シュワルツェネッガー)が島に乗り込んできた際にはジェニーを人質に取って一度は優位に立つが、挑発に乗せられてナイフでの一騎討ちに応じるも惨敗。その果てにメイトリックスを隠し持っていたマシンガンで射殺しようとするも逆に鉄パイプで背後のボイラーごと刺され、多量に噴出する蒸気と共に呻き声を上げながら息絶える。
死亡したベネットに対してメイトリックス(演者:アーノルド・シュワルツェネッガー)の名言「ガス抜きをしな!」
コーヘイゲン(トータル・リコール)
コーヘイゲンは、1990年のアメリカのSF映画『トータル・リコール』(原題: Total Recall)に登場する悪役・独裁者・外道。火星の採掘会社の総督。空気を利用して火星社会を支配するが、クアトーの革命運動に悩まされていた。友人でもある部下ハウザーの記憶を消し、ダグラス・クエイド(演 – アーノルド・シュワルツェネッガー)として地球へ送り込んだ。
リアクターの起動を試みるダグラスを阻止しようとして、床に設置した自爆装置をリモコンで作動させたが、ダグラスに自爆装置を投げ捨てられた。爆発で壊れたドームから火星の真空状態の地表へ吸い出され、低圧・低酸素の大気で膨張し、苦悶の内に死亡。目玉や舌が飛び出し風船のように崩れて死んでいった。
「バイオハザード」のレーザートラップによって、サイコロステーキのように切り刻まれる
映画版『バイオハザード』は残酷な描写が多いことで有名だが、中でも残酷なのがレーザートラップによって特殊部隊が全滅する場面であろう。アンブレラ社特殊部隊のワン隊長と3名の隊員はレッドクイーンをシャットダウンさせるべくチェンバーに向かう途中、レーザートラップによって全滅してしまう。
「レーザートラップ」によって切り刻まれる凄惨なシーンは、仲間たちや多くの視聴者に衝撃を与え、心にトラウマを植えつけた。この場面は地上波放送の際にはかなり修正が加えられている。それでも結構グロい。
実写映画『力王 RIKI-OH』(りきおう)
本実写映画は、原作の第1話 – 第13話を基に制作されている。OVA版と比較して原作に忠実な内容であるが、以下の特徴がある。
力王が国分刑務所に入所した目的が原作(生き別れになった弟の那智に会うため)とは異なる。
暴力描写・スプラッター表現が生々しく、作画担当の猿渡哲也が試写会で気分を悪くしたほどの内容である。
ヘマをした部下をミンチ・マシーンに(スパイ映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』)
『キングスマン: ゴールデン・サークル』(Kingsman: The Golden Circle)は、2017年制作のイギリス・アメリカ合衆国のスパイアクション映画。
『キングスマン』の続編となる本作より、許されざるヘマを犯した部下をミンチ機にブチ込ませる超サイコな女ボス・ポピーの狂いっぷりに身の毛もよだつ本編映像。
通りがかりの除雪車に轢かれ、ミンチに(実写映画版「ミスミソウ」)
『ミスミソウ』は、押切蓮介による日本の漫画作品。ある過疎の進む地方の町を舞台に、同級生達から陰惨なイジメを受けたあげく家族を殺害された少女が復讐を行うサイコホラー。2018年、『ミスミソウ 完全版』を原作とした小説と実写映画が制作されている。
南 京子(みなみ きょうこ)は、野咲 春花(のざき はるか)達のクラスの担任教師。終盤では、妙子の遺体発見をきっかけに責め立ててきた保護者達の姿に、かつて受けたイジメの思い出が重なり、錯乱して一部の保護者に傷害を加え逃走するが、直後に通りがかりの除雪車に轢かれ、ミンチにされて死亡した。
「サスペリアPART2」 映画史に残る殺人方法「ネックレスで首チョンパ」

「サスペリアPART2」(原題:Profondo Rosso、英題:Deep Red) 映画史に残る印象的な殺人方法「ネックレスで首チョンパ」。ミステリー史に残る酷い死に方と評される。
究極のジャッロ映画、映画史に残る傑作ミステリーとも評される傑作殺人映画「サスペリアPART2」(1975年)は、オカルト映画の金字塔「サスペリア」(1977年)以前に作られた映画だが、日本では大ヒットした「サスペリア」の続編として劇場公開された。
「サスペリアPART2」は、鮮血(残酷描写)とエロス(性描写)の美学を追求する「ジャッロ映画」と悪魔と邪教を題材とした「オカルト映画」の境界線上にある作品であり、「サスペリア」の雛形・源流であるのは間違いない。
主人公マークの友人であるカルロの母親の映画史に残る壮絶な最期。ネックレスがエレベータにひっかかり、首が切断される。映画史に残る残酷なショックシーンとして語り草になっている。ネックレスで首チョンパ。口から白い液体も吐き出していた。ミステリー史に残る酷い死に方と評される。
ラストシーンは、ネックレスがエレベータにひっかかり、首チョンパされた真犯人であるカルロの母親が流した血だまりに映る放心状態のマークの顔。かなりシュールでアートな残酷美で終わる終幕。『サスペリアPART2』の原題の「Profondo Rosso」は、「赤い深淵」といった意味なので、原題通りのラストシーンとも言える。
関連するホラー映画、後味が悪いトラウマ映画・鬱映画のまとめ
【サイコスリラー映画】人間の残酷さや心の闇を描いた「サイコサスペンス / サイコホラー映画」 25選 | altoria[オルトリア]
https://altoria.jp/16054/
人間が一番恐ろしい。人間の卑しい本性や心の闇が描かれたサイコサスペンス/サイコホラー映画の傑作をまとめています。日常生活に潜む人間の残酷さ、本質的な闇(=病み)を描いた後味が悪い鬱映画・トラウマ映画を振り返ってみましょう。また危険なサイコパスが勢ぞろいです。
【閲覧注意】グロ映画/グロ過ぎるホラー映画 14選【スプラッター映画】 | altoria[オルトリア]
https://altoria.jp/14772/
グロテスクな映画、グロ過ぎるホラー映画、スプラッター描写に定評がある映画など究極にグロい映画を中心にまとめています。【閲覧注意】掲載している画像・動画に残酷なスプラッター描写・グロイ画像や映像が含まれていますので、苦手な方は閲覧しないようにご注意ください。
映画史上に残る最も衝撃的なラスト・バッドエンドで有名な映画 18選 | altoria[オルトリア]
https://altoria.jp/12400/
「バイオレンス・レイク」「セブン(SEVEN)」「オールド・ボーイ」「ミスト」「ソフィーの選択」「砂と霧の家」など映画史に残る後味の悪い衝撃的なラスト、バッドエンドで有名な映画(洋画)のまとめ。
【胸糞悪い映画】トラウマ確実の後味が悪すぎる衝撃的な「鬱映画」(洋画)20選【閲覧注意】 | altoria[オルトリア]
https://altoria.jp/11952/
希望の一欠片もないような絶望エンドの映画や、放映当時物議を醸し出した胸糞悪い問題作など後味が悪すぎるトラウマ級の鬱映画(洋画)をまとめています。ほとんどの作品が後味の悪い救いのないバッドエンドな映画でもあります。このまとめは胸糞悪い洋画の問題作が中心となっており、暴力的または猟奇的な記述・表現が含まれています。そのため不快に感じる方、苦手な方は閲覧注意でお願いいたします。
関連まとめ


『PSYCHO-PASS サイコパス』の衝撃的なグロシーン・鬱展開すぎるトラウマシーン(キャラ死亡シーン・虐殺や猟奇事件)

ゲーム史に残るトラウマ必至の鬱ゲー②(17作品)

涙腺崩壊!大人でも号泣必至の「泣けるアニメ」24選
