
アニメ史に残る伝説のトラウマ回・鬱回の中でも衝撃的なキャラの死亡シーンに焦点を当てた特集のまとめ第20弾。『新世紀エヴァンゲリオン』『進撃の巨人』『盾の勇者の成り上がり』『幼女戦記』『装甲騎兵ボトムズ』『からくりサーカス』など。
『新世紀エヴァンゲリオン』 ミステリアスな綾波レイの正体。

『新世紀エヴァンゲリオン』第1話 綾波レイは、碇シンジの前に血の滲んだ包帯姿という衝撃的な姿で登場。ミステリアスな謎めいた美少女ヒロインは、オタク心をくすぐるキャラクター造形だった。
『新世紀エヴァンゲリオン』は、GAINAX原作、庵野秀明監督によるSFロボットアニメ。2014年11月より株式会社カラーに権利統一。略称「エヴァンゲリオン」「エヴァ」「EVA」等。当時は深夜アニメという放送枠が存在しなかったため、夕方6時からトラウマ級の衝撃的なシーンが普通に流れていた。1990年代においては全てが画期的だった独特の演出、オタク心をくすぐるキャラクター造形や萌え系サービス演出、謎めいた設定などがマニアの間で高い評価を受け、社会現象を巻き起こした。
綾波レイは、『新世紀エヴァンゲリオン』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズのメインヒロイン。物語本編開始の数ヶ月前、零号機の起動実験中の暴走事故により大怪我を負う。その後の第壱話にて、EVA初号機への搭乗を拒絶する碇シンジの前に血の滲んだ包帯姿という衝撃的な姿で登場、その痛ましい様子が彼に搭乗を決意させるきっかけとなった。
碇シンジ「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ」
『新世紀エヴァンゲリオン』第21話「ネルフ、誕生」
ゲンドウ 「シンジではありません。知人の子を預かる事になりましてね、綾波レイと言います。」
赤木ナオコ博士(リツコの母)は、幼い綾波レイから「ばあさん」呼ばわりされ、彼女の口からゲンドウが自身のことを「ばあさんはしつこい、ばあさんは用済み」と語っていたことを聞かされ逆上、レイを絞殺したあと我に帰ってショックをうけ投身自殺した。
このときに死亡したレイは「1人目」であり、後に碇シンジらの前に現れたレイとは別の肉体である。
赤木ナオコ博士「あんたなんか、死んでも代わりはいるのよ、レイ。」
1人目の綾波レイは、赤木ナオコ博士により殺害される。

一人目の幼い綾波レイ「大きなお世話よ、ばあさん。」「碇所長がそう言っていたのよ。ばあさんはしつこいとか、ばあさんは用済みだとか。」

『新世紀エヴァンゲリオン』第23話 二人目の綾波レイは、碇シンジを守るために自爆して死亡する。黒焦げとなったレイの手(綾波レイの黒焦げ死体)がうっすらと見える。視聴者の度肝を抜いたトラウマシーン。
第弐拾参話にて使徒・アルミサエルに零号機のボディを浸食されコントロールを乗っ取られた綾波レイは、碇シンジを守るため零号機もろとも自爆してしまう。
その翌日、死んだはずのレイは再び変わらぬ姿でシンジ達の前に姿を現す。だが、その感情はまるで彼等と出会う前の状態にリセットされているかの様だった……。

第弐拾参話にて使徒・アルミサエルに零号機のボディを浸食されコントロールを乗っ取られた二人目の綾波レイは、碇シンジを守るため零号機もろとも自爆してしまう。

「赤木博士……。」 無惨な姿を晒すエントリープラグの中には、黒焦げとなったレイの手(綾波レイの黒焦げ死体)がうっすらと見える。トラウマの宝庫である『新世紀エヴァンゲリオン』の中でも、視聴者の度肝を抜いたトラウマシーン。
死んだはずの綾波レイは再び変わらぬ姿でシンジ達の前に姿を現す。綾波レイは、E計画、そして人類補完計画という物語の謎を解くカギを握る、本作最大のキーパーソンとも言うべき少女。
綾波レイの身体はEVAの中に取り残された碇ユイをサルベージしたもので、ターミナルドグマには彼女のコピーが大量に用意されていた。その為、例え死亡しても別のレイが代替されるようになっており、現在のレイは3人目に当たる。
シンジ 「EVA?」
リツコ 「最初のね。失敗作よ。10年前に破棄されたわ。」
シンジ 「EVAの墓場…。」
リツコ 「ただのゴミ捨て場よ。あなたのお母さんが消えたところでもあるわ。覚えてないかもしれないけど、あなたも見ていたはずなのよ。お母さんが消える瞬間を。」
シンジ 「…。」
ミサト 「リツコ!」
リツコ 「…。」
ミサト 「これが、ダミープラグの元だというの?」
リツコ 「真実を見せてあげるわ。」
シンジ 「綾波…レイ…?」
ミサト 「まさか、EVAのダミープラグは!」
リツコ 「そう、ダミーシステムのコアとなるもの。その生産工場よ。」
ミサト 「これが!?」
リツコ 「ここにあるのはダミー。そしてレイのためのただのパーツに過ぎないわ。」
ツコ 「人は神様を拾ったので喜んで手に入れようとした。だから罰が当たった。それが15年前。せっかく拾った神様も消えてしまったわ。」
リツコ 「でも今度は神様を自分たちで復活させようとしたの。それがアダム。そしてアダムから神様に似せて人間を作った。それがEVA。」
シンジ 「ヒト…人間なんですか!?」
リツコ 「そう、人間なのよ。本来魂のないEVAには、人の魂が宿らせてあるもの。みんな、サルベージされたものなの。」
リツコ 「魂の入った入れ物はレイ、一人だけなの。あの子にしか魂は生まれなかったのよ。ガフの部屋は空っぽになっていたのよ。」
リツコ 「ここに並ぶレイと同じ物には魂がない。ただの入れ物なの。だから壊すの。憎いから。」
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』は、1997年7月19日に全国東映・東急系で公開されたアニメーション映画。『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版第2弾である。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の第弐拾伍話と最終話をリメイクし、完全新作として上映されたもの。
ゲンドウは自らの右手に移植した第1使徒アダムの肉体と共に、第2使徒リリスの魂を持つレイとの融合を試みるが、レイはそれを拒否し、アダムのみを取り込んでリリスと融合を果たす。その後、シンジの元に向かうが、シンジの絶望が引き金となり、彼を乗せたEVA初号機を依代として、ゼーレが意図する形でのサードインパクトが始まる。
レイ「私は、あなたの人形じゃない」
ゲンドウ「……なぜだ?」
レイ「私はあなたじゃ……ないもの」
ゲンドウ「頼む……待ってくれ……レイ!」
レイ「だめ。碇くんが呼んでる」
リリスと融合するレイ「ただいま」
――おかえりなさい。

エヴァ量産型9機の顔がレイの顔になる。なかでも右側の顔面をアスカの弐号機に破壊されたエヴァ量産型の顔は、右側顔面が倒壊しているグロテスクなレイの顔に変貌した。アニメ史に残る伝説のグロ描写。
量産型9機のATフィールドが共鳴、増幅することによりリリス(レイ)と同化。エヴァ量産機は、ロンギヌスの槍をコアに刺してs2機関を共鳴させる。そしてアンチATフィールドを展開。全人類をLCL化させる。
初号機はリリスに取り込まれ、シンジは人類が補完された世界で、自他の内面と向き合う。最後にレイとカヲルに再会し、サードインパクトの行く末を委ねられたシンジは、人類が単体の生命となることを望まず、個々として存在する従来の世界を望む。
シンジ「僕の心の中にいる君達は何?」
レイ「希望なのよ。ヒトは互いに判りあえるかも知れない……ということの」
カヲル「好きだ、という言葉とともにね」
シンジ「だけど、それは見せかけなんだ。自分勝手な思い込みなんだ。祈りみたいなものなんだ。ずっと続くはずないんだ。いつかは裏切られるんだ。僕を……見捨てるんだ」
シンジ「でも……僕はもう一度会いたいと思った。その時の気持ちは本当だと思うから」
ユイ/レイ/リリス「生きてゆこうとする心がある。生きてゆこうとさえ思えば、どこだって天国になるわ。だって、生きているんですもの。幸せになるチャンスは、どこにでもあるわ。太陽と月と地球がある限り、大丈夫」
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』特報3【公式】
TV SPOT B 15秒『シン・エヴァンゲリオン劇場版』絶賛公開中
エヴァンゲリオンシリーズの衝撃的なトラウマシーン – ホビールーム
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エヴァンゲリオンシリーズは、トラウマの宝庫。アニメ史に残る過激な表現、グロテスクな残酷描写に満ちています。テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』(旧劇場版)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(序・破・Q)の作品別にトラウマシーンをまとめています。綾波レイや惣流・アスカ・ラングレーなどキャラクター別にも詳細にわたってトラウマシーンを集約しています。
『進撃の巨人』第21話「鉄槌」
『進撃の巨人』は、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』(講談社)2009年10月号(創刊号)から連載中であり、小説・テレビアニメ・映画などのメディアミックス展開が行われている。テレビアニメは、2013年4月から9月までMBSほかにて第1期が放送された。
『進撃の巨人』第21話「鉄槌 -第57回壁外調査 ⑤-」
自らの肉体を他の巨人に喰らわせ、蒸気とともに消えた女型の巨人。その中にいた人物は、調査兵団員と同じ制服で兵士の中に紛れ込み、エレンを追っていた。エレンを護衛しながら帰還するグンタを手にかけ、再び女型の巨人となってエレンの前に現れる。オルオ、エルド、ぺトラが連携しながら女型の巨人に立ち向かうが…。
ペトラ・ラルとは、「進撃の巨人」に登場する女性兵士である。特別作戦行動班(通称:リヴァイ班)に所属。女型巨人に踏み潰されたペトラ。
巨人化能力に覚醒し、人類の反撃に重要な戦力とみなされたエレンは、審議の結果、調査兵団の管理下に置かれることになる。その際、エレンが巨人化し暴走した場合に備えて、人類最強の兵士であるリヴァイと行動を共にすることになる。
リヴァイ「俺にはわからない…ずっとそうだ…自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…結果は誰にもわからなかった…だから…まぁ せいぜい 悔いが残らない方を自分で選べ」
リヴァイとは、「進撃の巨人」の登場人物である。全世界を恨んでいるかのような三白眼と、忌々しげに歪められた口が特徴的な人物。ファンからの愛称は「リヴァイ兵長」、「兵長」等。
人類最強の兵士として名高く、その実力は、1人で一個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされる。つまり、「1人で平凡な兵士100人に相当する」とされている稀代の逸材・ミカサ40人分の戦闘力を持った人物ということになる。公式のネット上人気投票では堂々の1位であり、ファンが非常に多い。



女型の巨人は、ペトラを木に追い込み、蹴飛ばして殺す。
仲間の勝利を信じ先へ進もうとするエレンだったが、振り返った先で見たものは無残な3人の死だった。エレンが全滅してしまったリヴァイ班の人達の無残な姿を目撃。惨劇に激昂のエレンがついに巨人化。
現場へ駆けつけるリヴァイ兵長が部下たちの死を目撃。
『進撃の巨人』の衝撃的なトラウマシーン(残酷シーン・死亡シーン) | altoria[オルトリア]
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テレビアニメ『進撃の巨人』の衝撃的なトラウマシーンのまとめ。アニメ史に残る恐怖の特殊エンディング、トラウマ必至のグロ過ぎる巨人、主要キャラが巨人たちに残虐な手段で殺される死亡シーン・捕食されるシーンなど。人類と巨人との絶望的な闘いを描くダークファンタジーの『進撃の巨人』は、残酷シーンやトラウマシーンの宝庫。その中でも代表的なトラウマシーン・鬱展開シナリオを厳選しています。テレビアニメ『進撃の巨人』の衝撃的なトラウマシーンのまとめ。アニメ史に残る恐怖の特殊エンディング、トラウマ必至 […]
『盾の勇者の成り上がり』第8話「呪いの盾」
『盾の勇者の成り上がり』(たてのゆうしゃのなりあがり)は、アネコユサギによる日本のライトノベル。イラストは弥南せいら。2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載中。
『盾の勇者の成り上がり』第8話「呪いの盾」
疫病に苦しむ東方の村の話を聞き、薬を届けに行く尚文たち。疫病の原因は、1ヶ月前に退治されたドラゴンの死骸が適切に処理されぬまま腐敗してしまったためだった。死骸処理の依頼を受け、尚文たちは山を目指す。

フィーロ「ドラゴン、きらーーーーーい!」
岩谷 尚文「案外、イケるのか…!?」
尚文「とにかく一度撤退し、態勢を立て直す! フィーロ!!」
岩谷 尚文(いわたに なおふみ)は、『盾の勇者の成り上がり』の主人公で物語の語り手。四聖勇者の一人、盾の勇者。20歳の大学生。オタク趣味で、某ネットゲームでは3番目に大きい複合ギルドの首脳陣をしている。高校生の弟がいる。図書館で「四聖武器書」という本を読んでいた時に、盾の勇者として召喚される。
フィーロ「パックンされたとき、ごはんをゲーしちゃったの」
尚文「あの赤い実か・・・」
フィーロ「ご主人様、フィーロの事心配してくれたの~?」
『幼女戦記』第2話
『幼女戦記』 (ようじょせんき) は、カルロ・ゼンによるライトノベル。また、その元となったオンライン小説。2011年から日本の小説投稿サイト「Arcadia」にて連載された。2013年10月からWeb版を改稿する形でエンターブレイン (KADOKAWA) より刊行されている。テレビアニメは、2017年1月から3月までAT-X・TOKYO MXなどで放送された。原作(書籍版)の第3巻『The Finest Hour』までの内容を映像化。
ターニャ・デグレチャフは、『幼女戦記』の主人公。 前世は日本のエリートサラリーマンだったが、彼にリストラされたことを逆恨みした元同僚の手によって殺された(駅のホームで電車に向け突き飛ばされた)際、転生前に神を名乗る存在Xと謁見する。存在Xによって「神への信仰を取り戻すように」と、魔法の存在する、ヨーロッパに似た戦争前夜の異世界に女児として転生させられる。
存在X「貴様のいう過酷な状況に放り込めば信仰も目覚めるのだな」
アンソン・スー大佐は、幼女戦記の登場人物。メアリー・スーは娘。第7話で第二〇三航空魔導大隊と交戦しターニャ・デグレチャフに撃墜されるが、存在Xによって救われる。第10話で連合王国の魔導部隊と第二〇三航空魔導大隊を襲撃する。アニメ版ではターニャ・デグレチャフの唯一のライバル。アニメではラスボス的な位置づけ。

メアリー・スーは、『幼女戦記』の登場人物。「幼女戦記」におけるもう一人の主人公とでもいうべきキャラ。
協商連合軍の魔導士官アンソン・スーの愛娘。祖国を帝国軍に占領される直前、父親の伝手を頼りに合州国へ亡命。しかし父親の戦死の報と祖国を取り戻したいという純粋な思いから、合州国軍の義勇兵に志願。
そして義勇兵部隊として連合王国軍に配属されるが、帝国軍の戦闘中に自分が父に贈った銃をターニャ・デグレチャフが鹵獲して使用していたために父の仇と断定。激しい憎悪をターニャに向けることになる。
【大ヒット御礼】『劇場版 幼女戦記』本編一部特別公開!
『劇場版 幼女戦記』の大ヒット御礼を記念して、『劇場版 幼女戦記』本編の一部を特別に公開!
圧巻の空戦シーン、この続きはぜひ劇場の音響でお楽しみください!
カン・ユー(装甲騎兵ボトムズ)
『装甲騎兵ボトムズ』は、日本サンライズ(現・サンライズ)制作のロボットアニメ(SFアニメ)。テレビシリーズが1983年4月1日から1984年3月23日、テレビ東京系他で放送された。全52話。
カン・ユーは「装甲騎兵ボトムズ」第2部・クメン編の登場人物。その個性的なキャラクターから根強い人気を誇る。卑怯な小物で、部隊における人望は皆無。主人公キリコ・キュービィーを目の敵にし、単独で危険な偵察に当たらせるなどさまざまな嫌がらせを行う。
カン・ユーは、堪忍袋の緒が切れたル・シャッコに見限られて悪運も尽き、彼に「あんたは人間のクズだな!」と吐き捨てられた挙句、宮殿の最下層へと放り投げられて命を落とした。カン・ユーは、弁護のしようが無いクズであり、文字通りのボトムズ(最低野郎)として、一部の最低野郎達から根強い支持を得ている。
ル・シャッコは、「装甲騎兵ボトムズ」の登場人物。巨漢のクエント人傭兵(キリコが始めて出逢ったクエント人でもある)で、クメン王国内戦時にキリコと共に戦った戦友。寡黙で信義に篤い性格。内戦終結後はクエント星に戻っており、クエント編で再登場しキリコと行動を共にする。大柄なクエント人専用のAT、ベルゼルガを駆る。
クエント星消滅後は、数少ないクエント人の生き残りとなっていたが、OVA『幻影篇』では、クエント星消滅の際、双子星だったヌルゲラント星にクエント人全員が転送されていた。
カン・ユー「な、何をする!?」
カン・ユー「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「あんたは人間のクズだな!」とシャッコに吐き捨てられ、カンジェルマン宮殿の最下層へと投げ捨てられての断末魔。しぶとい最低野郎の悪運はここに尽きたのである。
カン・ユーは、本編ではどうしようもない悪役なのだが、カン・ユー役の声優である広瀬正志氏の好演と、「ボトムズ(最低野郎)」を象徴する、どこか愉快さすら感じてしまう小悪党ぶりから、ファンの間で人気を呼び、ボトムズシリーズと同じく高橋作品のキャラで広瀬氏が演じた『太陽の牙ダグラム』のコール・デスタン、『蒼き流星SPTレイズナー』のゴステロと並び、多くの高橋作品ファン、ボトムズファンからカルト的な人気を獲得しているキャラクターでもある。
キッチ・キッチン(「伝説巨神イデオン」・『THE IDEON 発動篇』)
『伝説巨神イデオン』は、1980年5月に放送開始された日本のテレビアニメである。1982年7月10日にテレビ版の総集編『THE IDEON 接触篇』と、新作映画『THE IDEON 発動篇』が同時公開、併映され、両篇合わせておよそ3時間にも及ぶ長大な上映時間となった。
「皆殺しの富野」と呼ばれる監督の作品らしく、キッチン、ギジェほか、キャラクターは凄惨な死を迎え、老若男女問わず徹底した人体破壊描写が行われた。ラストについて富野は「『禁じ手』を使ってしまったのかもしれない」と語っている。
キッチ・キッチンとは、「伝説巨神イデオン」に登場するキャラクターである。キャラル星軍の高級将校の娘。壊滅したキャラル星の都市で子供たち数人と生き残っていたところを本作の主人公のコスモに発見される。
『THE IDEON 発動篇』では序盤にて戦闘の爆撃に巻き込まれ死亡。主人公ユウキ・コスモの眼前で、バッフ・クランの攻撃のため愛する少女キッチ・キッチンの生首が飛んでゆく。
TV版とは最期が異なり、吹き飛んだ彼女の首がコスモのヘルメットのバイザーに映りこむという、衝撃的なものとなっている。
『伝説巨神イデオン』 第25話 「逆襲のイデオン」
キッチ・キッチンは、戦闘の爆撃に巻き込まれ死亡。
神楽(犬夜叉)
『犬夜叉』(いぬやしゃ)は、高橋留美子による日本の少年漫画。1996年から2008年まで、小学館『週刊少年サンデー』にて連載された。全56巻。
原作単行本第37巻から最終第56巻までをベースとした『犬夜叉 完結編』が、2009年10月より読売テレビを制作局として、一部の日本テレビ系列局で放送された。ハイビジョン制作。全26話。
神楽とは、犬夜叉に登場するキャラクターである。奈落の2番目の分身。風を操ることができる女妖怪。
最期は殺生丸に看取られ、風になって消滅した。神楽の死は殺生丸に影響を与えることとなる。

『犬夜叉 完結編』第2話「神楽の風」
翠子の死魂で奈落がつけた傷を癒した桔梗は、再会した犬夜叉に奈落を滅する方法を明かす。一方、妖狼族の墓場で最強の武器、五雷指の試練に挑む鋼牙。同じ頃、魍魎丸と対決した殺生丸は、神楽の血の臭いを察知する…。
最終的に奈落に心臓を戻された直後に触手で貫かれ、心臓を瘴気に蝕まれてしまう。逃走し瀕死となった神楽は、彼女の死を感じ取って会いにきた殺生丸と再会を果たし、最期の瞬間に想い人に逢えた事を喜んで、風となり消滅した。
ニコラス・D・ウルフウッド(トライガン)
『トライガン』は、内藤泰弘による日本の漫画。またそれを原作にした日本のテレビアニメ作品。アニメ版『TRIGUN』は、1998年4月1日から9月30日までテレビ東京にて毎週水曜日に深夜アニメとして放送された。全26話。深夜アニメの先駆として成功した。
ニコラス・D・ウルフウッドとは、TRIGUN及びTRIGUN MAXIMUMに登場する牧師である。『トライガン』のメインキャラクターの一人。主人公・ヴァッシュ・ザ・スタンピードの初代相棒。内藤泰弘の漫画「TRIGUN MAXIMUM」において、主人公ヴァッシュ・ザ・スタンピードの相棒にしてもう一人の主人公と言える存在。

GUNG-HO-GUNSの一人チャペル・ザ・エバーグリーンという殺しの師匠がいる。終盤、師であるエバーグリーンと対決し勝利するもレガートに操られたエバーグリーンに後ろから撃たれ致命傷を負い、ヴァッシュたちと共に行けない己を嘆きながら教会で一人その生涯を閉じた。アニメ版トライガン屈指の名シーンである。
『からくりサーカス』第18話
『からくりサーカス』は、藤田和日郎による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて1997年32号から2006年26号にかけて連載された。テレビアニメは、2018年10月よりTOKYO MXほかにて放送中。
フランシーヌ人形は、『からくりサーカス』に登場するキャラクター。白金(フェイスレス)が作り上げた、フランシーヌそっくりの自動人形(オートマータ)。
成り行きでエレオノールの出産に立ち会うことになり、彼女の子育てを手伝いながら生活。その生活の中で次第に「心」が芽生えていく。そんな中、黒賀村がフェイスレス配下の自動人形たちに強襲され、エレオノールを抱いて逃げたフランシーヌ人形は力尽きて井戸に落ちてしまう。
エレオノールの中にある「柔らかい石」により井戸の水があらゆる物質を溶かす「生命の水」に変わり、自らの体が溶けていく中、死ぬ寸前までエレオノールを庇ってあやそうとした結果、死ぬ間際に生まれて初めて自然に笑えたのである。
(笑ってくれた…こんな、恐ろしい人形に)(星が見えるわ。あぁ、なんて…いい気持ち………)
『からくりサーカス』第18話「微笑」
エレオノールを守るべく逃走するフランシーヌ人形は、敵の襲撃を受けて井戸に転落してしまい、その井戸の水の冷たさにエレオノールの死の危険が及んだことで、アンジェリーナからエレオノールへと移った「柔らかい石」が井戸の水を生命の水へと変え、フランシーヌ人形とエレオノールは全てを溶かす水の危機に晒される。
フランシーヌ人形は最期までエレオノールを救うべく非力な力で井戸の壁を叩き続け、泣き出したエレオノールをあやし続け、それに応じてエレオノールが笑い、その笑顔にフランシーヌ人形は自身も気付かぬままに「笑顔」で溶けていった。
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