
アニメ史に残る伝説のトラウマ回・鬱回の中でも衝撃的なキャラの死亡シーンに焦点を当てた特集のまとめ第6弾。『DEVILMAN crybaby』、『地獄少女三鼎』、『魔法少女まどか☆マギカ』、『エルフェンリート』、『ハッピーシュガーライフ』、「宇宙の騎士テッカマンブレード」ほか。
牧村美樹(DEVILMAN crybaby)
『DEVILMAN crybaby』(デビルマン クライベイビー)は、永井豪画業50周年記念として制作されたアニメーション作品。2018年1月5日(JST)より、Netflixで全世界同時ストリーミング配信。漫画版デビルマンのアニメーション作品としては、初めて物語の最初から結末までが描かれたが、原作そのままではなく一部の展開はアニメオリジナルとなっている。
牧村美樹(まきむらみき)は、永井豪の漫画「デビルマン」などに登場するキャラクター。同居人の不動明(ふどう あきら)とは友達以上恋人未満の関係。後半、悪魔に恐怖した暴徒により惨殺され、五体をばらばらにされてしまう。漫画版デビルマンのトラウマシーンとして名高い。
『DEVILMAN crybaby』第9話「地獄へ堕ちろ、人間ども」では、牧村美樹(まきむらみき)が惨殺される漫画版「デビルマン」の伝説のトラウマシーンがアニメ化された。
牧村美樹を守ろうとして駆け付けた不動明の目に入ったものは「明が悪魔ではないかと疑いを持った近所の住民が美樹を惨殺してその生首を槍の先に掲げて狂喜乱舞している」という地獄絵図であった。このことにより明は人類に絶望し、その場にいた「人間でありながら悪魔になった者たち」を怒りの炎で焼き尽くした。美樹の首を埋葬した明は人間を守るためではなく、デビルマンとデーモンの生存を掛けて、全ての元凶…サタンである了との最終決戦に臨むこととなる。
御景ゆずき(地獄少女 三鼎)
御景ゆずき(みかげゆずき)は、漫画・アニメ『地獄少女』のキャラクター。『地獄少女 三鼎』におけるキーパーソンであり、もう一人の主人公である。市立賽河原第四中学校3年生のごく普通の少女。ある日突然閻魔あいの魂に憑依されたことであいと精神がリンクするようになり、地獄流しを見せつけられる。中盤では解放されるも、今度は次期地獄少女の宿命を背負わされることに。
『地獄少女 三鼎』第25話「ゆずき」
御景ゆずきは、既にこの世に存在する者ではない。それは彼女の生前―――小学生の頃までに遡る。
かつてゆずきは団地で両親と幸せな生活をしていたが、ある雨の日にバスの運転手だった父・一彦が事故を起こしてしまい、そのまま帰らぬ人となった。事故の原因はバスの整備不備にあったのだが、あろうことかバス会社が全ての責任を御景家に押し付けてしまったため、その日を境に迫害を受けるようになってしまう。
母・小夜子はゆずきを養うために必死に働くも、とうとう過労で倒れてしまう。ゆずきは小夜子を救うべく奔走するも、相手にされなかった。いじめにより小学校にも通えなくなったある時、ゆずきは小夜子に神社の小さな祠に連れられる。その中にしばらく籠っていたが、遂に小夜子が病により亡くなってしまう。
そして小夜子の亡骸を桜の花びらで埋葬した後、団地に戻ったゆずきは、一彦から貰ったクマのぬいぐるみを抱き締めながら―――孤独と絶望の中、息を引き取った。
だがその魂は、生前に祠から垣間見た中学生に強い憧れを抱いたことで、「中学3年生の少女」として現世にとどまり続けた。
つまりあいは、未だに現世と冥府の境を彷徨い続けるゆずきに地獄少女の責務を引き継がせるべく、彼女を依代に選んだのだ。柴田つぐみもまたゆずきの正体を知っており、彼女の宿命を変えられないと分かっていながらも、次期地獄少女にならないよう願っていた。
合格発表の日、ゆずきの存在は完全に失われることになる。自分の存在を認識していたつぐみから地獄通信の真実と自身の正体の一端を知らされ、当初は拒絶するも、団地にあった白骨死体を見たことで生前の記憶を取り戻す。
これにより地獄通信の存在理由と必要性を理解し、新たな地獄少女となった。
地獄少女がいるべきだってことが…、必要だってことが……、やっとわかった。私は、運命を受け入れるわ。世の中に見捨てられた私が…これからはあいに代わってこの世界を清めるわ。

『地獄少女 三鼎』26話「魂の軌跡」 閻魔あい「あなたは私なのよ」。御景ゆずき「あいには彼氏がいたんだね。それだけちょっぴりうらやましい」。「ありがとう」とあいに感謝したゆずきは成仏して消えていった。
鹿目まどか(魔法少女まどか☆マギカ)

『魔法少女まどか☆マギカ』第12話「わたしの、最高の友達」(最終話) 鹿目 まどかは、魔法少女達を救済する「神」に等しき概念的な存在(円環の理)になってしまう。
鹿目 まどか(かなめ まどか)とは、テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の登場人物であり、本作の主人公。
鹿目まどかの願いは「過去、現在、未来、全宇宙に存在する全ての魔女を、生まれる前に自分の手で消し去ること」であり、魔法少女が溜め込む呪いや穢れの全てを破壊する存在になる、というものであった。
それは、時間への干渉を超えた物理法則の改変・すなわち因果律を組み替える、という『神の御業』にも等しい願いであり、それを聞いたキュゥべえを動揺させる。しかしこれまでに時間遡行を繰り返してきた暁美ほむらの行為によって、まどかはこの願いを背負い実現できる途方もない素質を持つに至っており、願いは成就される。
『魔法少女まどか☆マギカ』第12話「わたしの、最高の友達」(最終話)
ワルプルギスの夜に暁美ほむらは孤軍奮闘するも窮地に陥る。
時間を戻しても鹿目まどかを救うどころか、自分がまどかを苦しめる要因になるかもしれない。
絶望に覆われ、ソウルジェムが濁りかけた時、まどかは駆け付けた。
迷い続けていたまどかは、ほむらを助けるため、ついに魔法少女になることを決意。
キュウべえに自らの願いを告げた。
鹿目まどか「私、やっとわかったの。叶えたい願い事を見つけたの。だからそのために、この命を使うね」
暁美ほむら「やめて…それじゃ、それじゃあ私は…何のために…」
鹿目まどか「ごめん、ほんとにごめん…これまでずっと、ずっとずっとほむらちゃんに守られて、望まれてきたから今の私があるんだと思う。ほんとにごめん」
鹿目まどか「そんな私が、やっと見つけ出した答えなの。信じて。絶対、今日までのほむらちゃんを無駄にしたりしないから」
キュゥべえ「数多の世界の運命を束ね、因果の特異点となった君なら、どんな途方も無い望みだろうと叶えられるだろう」
キュゥべえ「さあ、鹿目まどか。その魂を代価にして、君は何を願う…?」
鹿目まどか「全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙、過去と未来の全ての魔女を、この手で」
キュゥべえ「その祈りは…そんな祈りが叶うとすれば、それは時間干渉なんてレベルじゃない!因果律そのものに対する反逆だ!」
キュゥべえ「君は本当に、神になるつもりかい…?」
鹿目まどか「神様でも何でもいい。今日まで魔女と戦ってきた皆を、希望を信じた魔法少女を、私は泣かせたくない。最後まで笑顔でいてほしい。それを邪魔するルールなんて、壊してみせる。変えてみせる。」
鹿目まどか「これは私の祈り。私の願い。…さあ、叶えてよ、インキュベーター!!」
鹿目まどか「あなた達の祈りを、絶望で終わらせたりしない…」
鹿目まどか「あなた達は、誰も呪わない、祟らない。因果は全て、私が受け止める…!」
鹿目まどか「だからお願い…最後まで、自分を信じて!」
世界中の魔法少女達が、まどかの祈りで救われていく。
鹿目まどか「私の願いは、全ての魔女を消し去ること。本当にそれが叶ったんだとしたら、私だって…もう絶望する必要なんて……ない!」
キュゥべえ「まどか。これで君の人生は、始まりも終わりもなくなった。この世界に生きた証も、その記憶も、もうどこにも残されていない。君という存在は1つ上の領域にシフトして、ただの概念に成り果ててしまった。もう誰も君を認識できないし、君もまた、誰にも干渉できない」
キュゥべえ「君はこの宇宙の一員では、なくなった」
鹿目まどかは宇宙の法則をも変え、永遠に魔女を消し去るという概念、魔法少女達を救済する「神」に等しき存在へ進化した。絶望によって魔女になる寸前の魔法少女の前に現れ、呪いを受け止めるだけの概念とも呼べる存在(円環の理)と化す。
暁美ほむら「これがまどかの望んだ結末だって言うの?こんな終わり方で、まどかは報われるの!?冗談じゃないわ!!これじゃ、死ぬよりも・・・もっとひどい・・・」
鹿目まどか「ううん…違うよ、ほむらちゃん」
鹿目まどか「今の私にはね、過去と未来の全てが見えるの。かつてあったかもしれない宇宙も、いつか有り得るかもしれない宇宙も、みんな」
鹿目まどか「だからね、全部わかったよ。いくつもの時間で、ほむらちゃんが私のために頑張ってくれたこと、何もかも。何度も泣いて、傷だらけになりながら、それでも私のために…」
鹿目まどか「ずっと気付けなくてごめん…ごめんね……今の私になったから、本当のあなたを知ることが出来た。私には、こんなにも大切な友達がいてくれたんだ、って。だから嬉しいよ…ほむらちゃん、ありがとう」
鹿目まどか「あなたはわたしの、最高の友達だったんだね・・・」
まどかの願いにより、宇宙は新たな因果の元に再構築された。まどか自身は人としての存在を失い、未来永劫魔女を生み出さないための概念として昇華するが、時間を操る能力を持つほむらだけがその過程を見届ける。
時空を超えて遍在する概念と化し、すべての時代と世界を見ることができるようになったまどかは、これまでのほむらの労苦と友情を知ったことにより、自分を想い涙するほむらに心からの感謝と親愛の言葉をかける。そして、最後の奇跡として互いの記憶が残ることを願い、自らの髪を結んでいたリボンをほどいてほむらに託し、まどかはほむらの前から姿を消す。
暁美ほむら「だからって、あなたはこのまま、帰る場所も無くなって、大好きな人たちとも離れ離れになって、こんな場所に、1人ぼっちで永遠にとり残されるっていうの!?」
鹿目まどか「1人じゃないよ。みんな、みんないつまでも私と一緒だよ。これからの私はね、いつでもどこにでもいるの。だから見えなくても聞こえなくても、私はほむらちゃんのそばにいるよ。」
暁美ほむら「まどかは、それでもいいの?私はあなたを忘れちゃうのに…?」
暁美ほむら「まどかのこと、もう二度と感じ取ることさえ出来なくなっちゃうのに…?」
鹿目まどか「ううん、諦めるのはまだ早いよ。ほむらちゃんはこんな場所まで着いてきてくれたんだもん。だから、元の世界に戻っても…もしかしたら私のこと、忘れずにいてくれるかも」
鹿目まどか「大丈夫。きっと大丈夫。信じようよ。だって魔法少女はさ、夢と希望を叶えるんだから」
それを見届け、泣き崩れるほむらに、まどかは感謝の言葉を告げ、身に付けていた赤いリボンを託した。
鹿目まどか「きっとほんの少しなら、本当の奇跡があるかも知れない…そうでしょ…?」
鹿目まどか「ごめんね…私、みんなを迎えにいかないと。いつかまた、もう一度ほむらちゃんとも会えるから」
鹿目まどか「それまでは、ほんのちょっとだけ、お別れだね」
再構成された新世界では、まどかの存在は誰の記憶からも消えていた。
リボンを結ぶほむらだけは、まどかの記憶を忘れず、キュウべえとともに魔獣と戦い続けている。
アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のエピローグの世界では、神格化した鹿目まどかによって、魔法少女は魔女化する寸前に救済され消滅するシステムが構築されている。そのため、魔力を使い果たした美樹さやかは、ソウルジェムが濁りきった後、消滅した。
その際、巴マミは「逝ってしまったわ、円環の理に導かれて……」と語り、このシステムを「円環の理」(えんかんのことわり)と称した。
最後に戦い続けるほむらの姿が描かれて、物語の幕は閉じる。
にゅう/ルーシー(エルフェンリート)
エルフェンリートとは、週刊ヤングジャンプ(集英社刊)に連載された岡本倫のSF漫画(全12巻)及び、それを原作としたテレビアニメである。「表紙詐欺漫画」「ハートフルボッコアニメ」の代表格としてよく名が挙がる。
テレビアニメ「エルフェンリート」は、アニメシアターX枠で放映されたが、とにかく残虐なシーンが多く、視聴年齢制限(ペアレンタルロック)をかけられた(R-15)。どれだけシーンが多かったかというと、後に地上波枠で放送された時はかなりの量のカット編集が行われたバージョンが放送され、中には編集カットによって尺が足りなくなってしまい、次の回の冒頭または前半部のダイジェストを放送した回が存在する程である。
これほどまでに人体が無造作に切り裂かれ、肉塊と化していく描写があったアニメは珍しく、ある意味で挑戦的な作品であった。
にゅう、またはルーシーとは、漫画『エルフェンリート』のキャラクター。本作のメインヒロイン。
ディクロニウスと呼ばれるミュータントの女性。「にゅう」も「ルーシー」も本名ではなく、前者は主人公のコウタによってつけられた名前、後者は国立生態科学研究所に捕われていたときにつけられたコードネームである。
ルーシー人格の時は凄惨な人生を送った経緯もあって、旧人類を撲滅せんとするDNAの声に突き動かされるように人を殺し続ける殺人鬼である。

マリコ(35番)は、アニメ版ではルーシーとの戦いの最中に蔵間と和解し、しばしの間彼と二人きりの時間を過ごしたが、その直後に長官に殺害される事を恐れた研究員が携帯から爆弾を起動。最後は蔵間に抱かれながら爆死した。
アニメ版では、ルーシーは、最終回で蔵間とマリコの最期を見届けた後、研究員に殺されそうになっていたナナを助け、一人コウタの下へ向かう。そして8年前の事件の記憶を取り戻したコウタに自分が人類を滅ぼす存在である事と8年前からずっと抱いていた懺悔の想いを告げ、コウタの下から去ろうとしたが、その直後にコウタに赦され、彼と和解する。その後、待ち構えていた警官隊と対峙するが、それ以降消息不明となる。警官隊との対峙の場面で角が折れる描写があるが、ルーシー自身がどうなったのかは不明。また、最終回のラストシーンでルーシーらしき影が楓荘の門に写っている描写があるが、この影がルーシーなのかどうかは明かされていない。
松坂さとう(ハッピーシュガーライフ)
松坂さとう(まつざかさとう)は、『ハッピーシュガーライフ』の主人公。物語が始まる前は愛という感情を理解できず男遊びを繰り返していたが、神戸しおとの出会いにより愛とはなにかを知り、彼女との暮らしを守るためにバイトに励んでいる。
神戸しおこそが自分に愛を教えてくれる存在だと信じて疑わず、その幸せを壊そうとする者には容赦はせず、感情をあらわにして襲いかかる。しおとの生活を守るためなら誇張でなくどんな事も躊躇なく実行に移す。凶器だって用意するし、もちろん問答無用の制裁や殺人、遺体の解体も平気でする。
さとうの友人でバイト仲間の飛騨 しょうこは、さとうがしおと一緒にいるのを目撃したため、説得もむなしく彼女に殺害されてしまう。
松坂 さとう「ねぇ。警察には言わないなんて、どうして信じられると思うの?しょうこちゃんはあの時、私を拒絶したじゃない。そんな子を、私が信じられると思ったの?」
松坂 さとう「だから、ごめんね」




『ハッピーシュガーライフ』第12話「ハッピーシュガーライフ」(最終話)
アニメ版ではしょうこも殺害したため、「いずれは全てがバレて離れ離れになる」という理由から、しおと共に海外逃亡を図ろうするもあさひに阻まれ、運悪く叔母が証拠隠滅で「1208号室」を放火したため逃げ場を失い、しおと共に死を決意。炎上するマンションの屋上から飛び降り自殺を図るも、死の直前で「本当の愛」を知り、それ故に「しおだけは生きてほしい」と最終的にはしおを守って死亡した。
神戸しおとは互いを想い合い、二人きりで家族のように毎日幸せに暮らしている。
しかし、実際には神戸しおが幼いのを良い事に「外には怖いものが一杯ある」と吹き込んで家に閉じ込めたまま出さず、親元にも返さず、なんと言い訳しようともその所業は幼子を監禁している誘拐犯に過ぎない。
地上に落ちていく中、さとうはしおとのこれまでの生活を思い出すと共に、あったかもしれない「これからの生活」を思い描いていく。
家族を目の前にしても、しおの目にはさとうしか映っていなかった。それに気づいたあさひは、ショックで花束を落としてしまうのだった。
しお「(さとちゃんがどうして、私のこと生かしたのか分からない。だからずっと考え続ける。ずっとずっと、ずーっと)」
しお「ずーっと一緒だよ、さとちゃん」
しお「(これが私の、ハッピーシュガーライフ)」
相羽ミユキ(宇宙の騎士テッカマンブレード)
『宇宙の騎士テッカマンブレード』(うちゅうのきしテッカマンブレード)は、1992年2月18日から1993年2月2日までテレビ東京系で全50話が放送された、タツノコプロ製作のSFアニメである。
相羽ミユキ(あいばみゆき)は、1992年放送のタツノコプロ製作アニメ「宇宙の騎士テッカマンブレード」の登場キャラクター。相羽一家の長女で主人公・Dボゥイこと相羽タカヤの妹。
テックシステムに取り込まれテッカマンレイピアに改造されたが、完全なテッカマンになれないまま排除されたためにラダムによる精神支配を免れている。
本来ならラダム側テッカマンとなるはずだったが、不適合体だった為に排除されてしまうが、ラダムの秘密を兄タカヤに伝えるべく地球に降りてきた。不完全なテッカマンである為、身体の組織崩壊が既にはじまっており、歩くにも杖を使うほど弱っている。
Dボゥイとの再会も束の間、テッカマンエビル達の攻撃からテッカマンブレード不在の間、兄の仲間を守るため圧倒的不利な状況の中戦いを挑み、今では地上波で放映出来ない程の凄絶な最期を遂げた。アニメ史に残る「相羽ミユキ」(テッカマンレイピア)の壮絶な最期は、みんなのトラウマとして語り草になっている。
「相羽ミユキ」(テッカマンレイピア)は、テッカマンブレード不在時のスペースナイツを守るために立ち上がるも敵わず、実兄であるテッカマンエビルたちに磔にされ、凄惨なリンチを受けた後、自爆同然のボルテッカで散っていった。
自爆は、ボルテッカ発射口を持たないレイピアが唯一ボルテッカ機構を使用できる最後の技。スペースナイツ基地のクルー、兄Dボウイを守る為にエビル達を道連れにしようと最後の力を振り絞り自爆した。
相羽ミユキは、アニメ雑誌アニメディアの1992年度アニメキャラ大賞では「かわいそうだった部門」で1位を受賞している。
七海千秋(ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編)

『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編』第10話「君は希望という名の絶望に微笑む」 超高校級のゲーマー・七海千秋のあまりにも絶望的な結末。
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』は、未来編と絶望編の2部作。当初、未来編のみ2016年7月より放送予定と発表されたが、のちに絶望編も同年7月よりTOKYO MX、BS11、AT-Xにて放送と発表。「二つのシリーズを同時期に、同時進行させる」ということとなった。
七海千秋(ななみちあき)は、テレビアニメ「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編」に登場する人物。『超高校級のゲーマー』の肩書きを持つ高校生。無類のゲーム好きであり、朝ホテルに行くと、大抵ロビーで据え置きのゲームをプレイしている。
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編』第10話「君は希望という名の絶望に微笑む」では、超高校級のゲーマー・七海千秋のあまりにも絶望的な結末が描かれた。人類史上最大最悪の絶望的事件に至るまでの物語。
「超高校級の『アニメーター』」御手洗亮太(みたらい りょうた)が軟禁されていた地下施設へと踏み込んだ雪染ちさ(ゆきぞめ ちさ)は、「超高校級の『絶望』」江ノ島盾子(えのしま じゅんこ)が御手洗の能力を利用して作り上げた洗脳用映像・絶望ビデオによって洗脳されてしまい、計画を阻止に向かう逆蔵十三(さかくら じゅうぞう)も江ノ島盾子に己の秘密を握られ、宗方 京助(むなかた きょうすけ)を裏切るという苦悩に陥ってしまう。
更には、「絶望ビデオ」によって洗脳された罪木 蜜柑(つみき みかん)と雪染ちさの誘導により、「超高校級の『ゲーマー』」七海千秋が"おしおき"と称される公開処刑によって瀕死の重傷を負い、「絶望ビデオ」と共にその悲惨な結末を見せつけられた77期生残り14名も、雪染ちさ同様に洗脳技術により絶望的思想へと染め上げられ、事態は最悪の展開へと進んでしまう。
七海千秋(ななみちあき)は、「超高校級の『絶望』」江ノ島盾子(モノクマ)によるダンガンロンパ恒例のおしおき(公開処刑)の原点・第一号となってしまう。みんなのトラウマとして名高い。

七海千秋は、すでに洗脳されていた罪木と雪染によって、クラスメイトと分断された上で無数のトラップが仕込まれた「デス・ダンジョン」へと追い落とされ"おしおき"=公開処刑に遭う。
七海千秋(ななみちあき)は、散々痛めつけられたあげくに無数の針で全身を貫かれ致命傷を負い、そこに姿を現したカムクライズルに「もう一度日向とゲームがしたかった」という心残りを告げて息を引き取る。無残な死へと追い込まれる彼女の姿はクラスメイトを「絶望」へと突き落とし洗脳させてしまうが、その死を看取ったカムクラに一筋の涙と「希望」を残す。
Fate/stay night[Unlimited Blade Works] イリヤの最期。

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』第15話「神話の対決」 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、ギルガメッシュによって殺される。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、「Fate/stay night」の登場キャラ。第五次聖杯戦争におけるバーサーカーのマスター。愛称はイリヤ。第五次聖杯戦争の聖杯(小聖杯)で、魔術回路を人間にしたモノ(ホムンクルス)。その心臓は聖杯と一体化している。
テレビアニメ「 Fate/stay night[Unlimited Blade Works]」第15話「神話の対決」、UBWルートではギルガメッシュによって目を斬られた上に心臓をえぐり出されて死亡するという最期を迎える。Fateシリーズ屈指の残酷なトラウマシーンとして名高い。
イリヤを庇いながら戦うバーサーカーは、ギルガメッシュの圧倒的な宝具の前に、劣勢を強いられていく。ギルガメッシュは、イリヤの両目を斬り裂き、その視覚を奪うと、続いて右胸をも突き、まず行動不能へ追い込む。
イリヤ「あれ…、痛い、痛いよ…、バーサーカー、真っ暗で、何も解んないよ…」

凛ルート[Unlimited Blade Works]における皆のトラウマ。Fate/stay night[Unlimited Blade Works]第16話 「冬の日、願いの形」冒頭シーン
Fate/stay night[Unlimited Blade Works]第16話 「冬の日、願いの形」冒頭シーン
ギルガメッシュは、イリヤの心臓を取り出した。
『Another』第3話 桜木ゆかりが死亡。

『Another』第3話「Bone work -骨組-」 桜木ゆかり(さくらぎ ゆかり)は、傘の先端が喉に突き刺さり死亡。かなり凄惨なシーン。
桜木ゆかり(さくらぎ ゆかり)とは、綾辻行人による小説・アニメ「Another」の登場人物である。夜見山北中学3年3組のクラスメイトの一人で、出席番号は11番。クラス委員長。
テレビアニメ『Another』第3話「Bone work -骨組-」で母・三枝子の交通事故の知らせを聞き、慌てて学校の階段を下りる途中、足を滑らせて持っていたジャンプ傘の先端が喉に突き刺さり、出血多量によって無惨な最期を遂げる。テレビ放送版では規制がかかっていたが、BD/DVDではかなり凄惨なシーンとなっている。
普段使っている東階段ではなく、なぜかこの時だけ榊原恒一(さかきばら こういち)と見崎鳴(みさき めい)を見た途端、Uターンして西階段を下り始めた直後に起こった事故であり、その無惨な最期は目の当たりにした恒一の心に大きな衝撃を与えた。
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