
アニメ史に残る伝説のトラウマ回・鬱回の中でも衝撃的なキャラの死亡シーンに焦点を当てた特集のまとめ第3弾。「とある魔術の禁書目録Ⅲ」、『ジョジョの奇妙な冒険』第1部「ファントムブラッド」、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』ほか。
「とある魔術の禁書目録Ⅲ」第6話 フレンダの壮絶な最期。
フレンダ=セイヴェルンフは、「とある魔術の禁書目録」とその外伝「とある科学の超電磁砲」の登場人物である。通称「フレンダ」。学園都市の暗部で活動する組織の1つ『アイテム』に所属するメンバーの一人。
テレビアニメ「とある魔術の禁書目録Ⅲ」第6話「超能力者達」にて、フレンダ=セイヴェルンフは壮絶な最期を遂げた。
学園都市の少人数能力者組織『アイテム』のメンバーの一人だったが、初登場の旧約15巻において対『スクール』戦で負傷。他のメンバーとはぐれた際に『スクール』のリーダー垣根帝督に執拗に絡んで返り討ちに遭った彼女は、その際に保身に走り、情報を渡すかわりに見逃してもらうことに成功する。
しかし、裏切りを許さないリーダー麦野沈利の手によって粛清、上半身と下半身を真っ二つにされてしまうという自業自得とはいえ無残な死を遂げた。
2018年放送の「とある魔術の禁書目録Ⅲ」5話では垣根から蹴りの暴行を受けるシーンが終盤に追加されたため、(まだ粛清されていない段階にもかかわらず)Twitterのトレンドではフレ/ンダがトレンド入りした。6話は聞くまでもあるまい…
「フレ/ンダ」とは、『とある魔術の禁書目録』の登場人物・フレンダの死体を表す非公式ネタ用語。「とある魔術の禁書目録」シリーズに登場するキャラクター『フレンダ=セイヴェルン』の死体。
2018年放送の「とある魔術の禁書目録Ⅲ」6話でついにこのシーンがアニメ化され、死に顔もしっかりと描かれた。だが麦野がフレンダの遺体をぼろ布のように投げ捨てるシーンはさすがに不味かったのか一部が黒く塗りつぶされる規制が入った。
『ジョジョの奇妙な冒険』第1部「ファントムブラッド」第7話「うけ継ぐ者」
ウィル・A・ツェペリは『ジョジョの奇妙な冒険』第1部「ファントムブラッド」に登場するイタリア人男性。1838年生まれ。ジョナサンにディオの生存を伝え、彼に吸血鬼への対抗策「波紋法」を教えた師匠でもある。
『ジョジョの奇妙な冒険』第1部「ファントムブラッド」第7話「うけ継ぐ者」にて、ウィル・A・ツェペリは壮絶な最期を遂げた。
ディオ配下のゾンビ・タルカスと殺人修練場「双頭竜の間」での戦いで窮地に陥ったジョナサンを救出すべく、この状況がトンペティに予言された死の瞬間だと知りつつも出陣した。果敢に挑むもタルカスの必殺技「天地来蛇殺(ヘルヘブンスネーキル)」によって体を胴から切断されるという悲惨な最期を迎えてしまう。しかし、残された力を振り絞りジョナサンに自身の全波紋を渡し、戦いを勝利に導いた。
ウィル・A・ツェペリ「わが究極の奥義…ジョジョに捧げる。ジョジョ、継いでくれ、わしの意思をー!!」
「フフ…JOJO、私の生命エネルギー全てを捧げたぞ」
メメタァとは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に登場した擬音。ウィル・A・ツェペリのカエルを潰さずに下の岩だけを砕く波紋法。ツェペリの伝説のシーン。
ジョナサンとエリナに波紋法とは何なのかを実戦してみせるシーンで、「るオオオオオ!!」とカエルに「メメタァ」と殴りつけたのに、カエルに傷一つつけないで下の岩だけを真っ二つに割って見せた。
『超電磁ロボ コン・バトラーV』第54話「平和の使者Vは不滅だ」(最終回)

『超電磁ロボ コン・バトラーV』第54話「平和の使者Vは不滅だ」(最終回) アニメ史に残る衝撃のラスト。超展開の最終回。地球を救ったのは「デウス」。視聴者は困惑するしかなかった。
デウスは『超電磁ロボ コン・バトラーV』の登場人物。『超電磁ロボ コン・バトラーV』第54話「平和の使者Vは不滅だ」(最終回)でアースボムを無効化し、世界中の火災を鎮火させたキャンベル星人のハト派。キャンベル星の平和路線への移行、同胞の悪行への謝罪、地球人への称賛を告げた。見た目は古代ギリシャ風の格好をした白人系の老人であり、乗機もロボットの馬に引かせた古代戦車のようなものとなっている。
デウスは、アースボムと心中するつもりだったコン・バトラーを救い、キャンベル星の軍事政権が倒れて地球侵略は中止されたことを告げ、そして豹馬たちの勇気をたたえて去っていった。
最終回に訪れた地球の滅亡の危機を救ったのは、主人公ロボのコン・バトラーVではなく、唐突に現れた「デウス」であった。アニメ史に残る衝撃のラスト・超展開(ご都合主義)のラストとして有名。視聴者は唖然として困惑するしかなかった。この視聴者置き去りの最終回に納得できないファンは多く、いまだに語り草になっている。
「デウス」の名前の由来は舞台劇の収拾を付ける神「デウス・エクス・マキナ」からと思われる。最終回の前半で唐突な伏線が張られて登場し、その名に違わぬ働きをして去って行った。皆が死を覚悟する状況を覆す、新たな敵が来る懸念を一掃するなど、作品のハッピーエンドにこれ以上ないほど貢献をした人物ではあるが、そのあまりの唐突さに登場人物も視聴者も困惑するしかなかった。
ジャネラ「地球の中心に向かって、たった今、核融合弾を撃ち込んだ。アースボムが地球のマグマ層に達する時、あと10分。地球は大爆発を起こし、第2の太陽となる!」
豹馬「……!?」
ジャネラ「ハハハ……! 無駄な戦いだったね、コン・バトラーV! ハハハ! その間に、私はカプセルで宇宙へ逃げるとしよう」
あと10分で、核融合弾アースボムが地球の中心部に到達し、地球は大爆発し、地球上の生命や人類が全て滅びてしまう。地球が滅びて終わる、絶体絶命の最終回。
アースボム爆発まで、後1分。エネルギーを使い果たしたコン・バトラーVは、もはや、どうすることも出来ない。まさかの地球の全滅オチ・・・
人類の全員が覚悟を決めたその時、遠くの空に光るものが・・・
最終回の前半で、キャンベル星で反乱が起きて、牢獄されていた政治犯=平和主義者たちが脱獄していた。これが実は伏線になっていたのだ。
そのとき── 空から光が漏れ、何かが降りてくる。火の海と化していた世界中に、まばゆい光が降り注ぎ、炎がみるみる消えてゆく。
ロペット「核エネルギー破壊ビームデス。キャンベル星ノ悪サヲ、超エネルギーデ無クシテイマス」
四谷「す、するとアースボムも!?」
ロペット「ア・アースボムガ消エタ」
デウス「地球人類に告ぐ、地球人類に告ぐ! 我が名はデウス。34万光年の彼方、キャンベル星より使いに来た!」
四谷「キャ、キャンベル星から!?」
豹馬「デウス……!?」
デウス「長い間キャンベル星を支配していた、戦いを好む勢力は全く駆逐され、我々平和主義者のもとに、秩序を回復した。邪悪なキャンベル人のため、災悪を被った地球人に、深くお詫び申し上げる」
空から舞い降りる乗り物の上に、古代ギリシャを思わせる衣装を纏ったキャンベル星人、デウスが乗っている。
デウス「それにつけても、彼らを向こうに回し、ここまで戦った地球人の勇気と闘志に、同じ宇宙生命体として…… 尊敬の念を禁じえない」
デウスは神のような奇跡の力(悪エネルギー破壊ビーム)で、各地の戦火を鎮め、なんとアースボムも消してしまう。地球の絶望的な危機を救った。
あまりにも衝撃的なオチに視聴者は度肝を抜かれた・・・。視聴者から「デウスって誰だよ・・・」という感想が続出した。
あまりにもご都合主義的な最終回なので、未だにファンからは「あの最終回の終わり方だけは変えてほしい」と言われ続けている。
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』(英題:The End of Evangelion)は、1997年7月19日に全国東映・東急系で公開されたアニメ映画である。略称は「夏エヴァ」、「EOE」。2007年の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』発表から以後、「旧劇」「旧劇場版」とも呼ばれる。
1995年秋から1996年春まで放送された同テレビアニメシリーズ、『新世紀エヴァンゲリオン』の第弐拾伍話と最終話をリメイクし、完全新作として上映されたものである。本作をもって『新世紀エヴァンゲリオン』は完結を迎えた。
【概要】第26話 まごころを、君に (ONE MORE FINAL: I need you.)
シンジを乗せたEVA初号機を依代としてサードインパクトが始まる。これによって人類は個体の生命体としての姿を保てなくなり液化して崩れていき、その魂は「黒き月」に集められる。
(シンジ)何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ。
(アスカ)じゃあ何もしないで。もうそばに来ないで。あんた私を傷つけるだけだもの。
(シンジ)アスカ助けてよ。ねぇアスカじゃなきゃダメなんだ!
(アスカ)嘘ね。あんた誰でもいいんでしょ!ミサトもファーストも怖いからお父さんもお母さんも怖いから私に逃げてるだけじゃないの!
(シンジ)アスカ助けてよ。
(アスカ)それが1番楽で傷つかないもの。
(シンジ)ねぇ僕を助けてよ!
(アスカ)ホントに他人を好きになったこと無いのよ!自分しかここにいないのよ!その自分も好きだって感じたこと無いのよ!哀れね…。
(シンジ)助けてよ…。ねぇ誰か僕を…お願いだから僕を助けて。助けてよ。助けてよ…。僕を助けてよお!1人にしないで!僕を見捨てないで!僕を殺さないで!ハァ…ハァ…。
(アスカ)いや。
(シンジ)くっ!
【動画】劇中においては人類補完計画発動のシーンで流れる劇中挿入歌「Komm, süsser Tod」
「Komm, süsser Tod」(コム・ジューサー・トートゥ、日: 甘き死よ、来たれ(あまきしよ、きたれ))は、1997年7月19日に公開された『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の劇中挿入歌。ボーカルはARIANNE。
(シンジ)誰も分かってくれないんだ。
(レイ)何も分かってなかったのね。
(シンジ)いやなことが何にもない揺らぎのない世界だと思ってたのに。
(レイ)他人も自分と同じだと1人で思い込んでいたのね。
(シンジ)裏切ったな。僕の気持ちを裏切ったんだ!
(レイ)初めから自分の勘違い。勝手な思い込みにすぎないのに。
(シンジ)皆僕を要らないんだ。だから皆死んじゃえ。
(レイ)ではその手は何のためにあるの?
(シンジ)僕がいてもいなくても誰も同じなんだ。何も変わらないだから皆死んじゃえ。
(レイ)ではその心は何のためにあるの?
(シンジ)むしろいない方がいいんだ。だから僕も死んじゃえ。
(レイ)では何故ここにいるの?
(シンジ)ここにいてもいいの?うっ…うう…うわああああ!
(日向)パイロットの反応が限りなく0に近づいていきます。
(青葉)エヴァシリーズおよびジオフロント、E層を通過。なおも上昇中!
(電子音声)現在高度22万キロF層に突入
(日向)エヴァ全機健在!
(青葉)ダメです!このままでは個体生命の形を維持できません!
(日向)うわっあ…あ…!
(ミサト)ふふ…。
(日向)ううっ…。
(ミサト)ん〜…。
(日向)うぁっ。
(青葉)ううっ…ああ…ああっああ!
(冬月)碇お前もユイ君に会えたのか?
(マヤ)A.T.フィールドが…皆のA.T.フィールドが消えていく…これが答えなの?私の求めていた…。はっ。
(リツコ)ふふ…。
(マヤ)先輩…!
(リツコ)マヤ。
(マヤ)先輩…先輩…先輩…先輩!あっ…。
(レイたち)うふふ…うふふ…。
(ゲンドウ)この時をただひたすら待ち続けていた。ようやく会えたなユイ。俺がそばにいるとシンジを傷つけるだけだ。だから何もしない方がいい。
(ユイ)シンジが怖かったのね。
(ゲンドウ)自分が人から愛されるとは信じられない。私にそんな資格は無い。
(カヲル)ただ逃げてるだけなんだ。自分が傷つく前に世界を拒絶している。
(ユイ)人の間にある形もない目にも見えないものが…。
(レイ)怖くて心を閉じるしかなかったのね。
(レイたち)うっう…う…。ううっ!ああ…。う…うっ…。ああっ…ううっ!ああ…っ
(シンジ)はっ。
(レイたち)ふふふ…。
(シンジ)綾波…レイ…。
(アスカ)嫌い。
(ミサト)誰があなたなんかと勘違いしないで。
(アスカ)あんたのこと好きになるわけないじゃない。もうあっち行ってて。
(マヤ)あっち行ってて!
(アスカ)大っ嫌い。そばに寄らないで。
(ミサト)もうあっち行ってて!
(アスカ)意気地無し
(ミサト)そんなに辛かったらもうやめてもいいのよ。
(レイ)そんなに嫌だったらもう逃げ出してもいいのよ。
(ミサト)楽になりたいんでしょ。安らぎを得たいんでしょ。私と一つになりたいんでしょ。心も体も一つに重ねたいんでしょ。
(アスカ)でもあなたとだけは絶対に死んでも嫌。
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』 おしおき

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』第3話「イキキル 非日常編」 桑田怜恩に対してモノクマが用意したおしおき「千本ノック」の想像を超える凄惨さにトラウマとなった視聴者も多い。
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』は、2010年11月25日にスパイク(現スパイク・チュンソフト)から発売されたPlayStation Portable用ゲームソフトである。ダンガンロンパシリーズの第1作目にあたる。テレビアニメは、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』のタイトルで、2013年7月4日から9月26日まで放送された。ストーリーは一部簡略化こそされているがゲーム版に忠実な内容となっている。
「超高校級」と称される優れた能力を持つ高校生ばかりが集められた「希望ヶ峰学園」に入学した生徒達が、「卒業するためには仲間を殺すこと」というルールの元に次々と発生する殺人事件を「学級裁判」で解決していく、推理アドベンチャーゲームを主体にアクションゲームの要素を加えたゲーム作品。
公式側からは「ハイスピード推理アクション」とジャンル付けされている。クローズドサークル系のミステリー作品としての側面を持つ。「希望」と「絶望」を主軸としたシナリオ、予測困難などんでん返しも特徴となっている。
桑田 怜恩(くわた れおん)は、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』に登場する超高校級の「野球選手」。
千本ノックは、テレビアニメ『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』第3話「イキキル 非日常編」にて、超高校級の野球選手・桑田怜恩に対してモノクマが用意した「おしおき」。本作において「コロシアイ学園生活」が始まってから殺人を起こしたクロ(犯人)に対する初めてのおしおきでもある。
野球場を模した点数表とナイターライトの置かれた部屋に桑田を拘束し、彼に目掛けて投球機から高速の野球ボールが無数に射出されるというとんでもなくエグい処刑方法であり、これまで明るいイメージのあった桑田が凄惨に処刑される姿は多くのプレイヤーにトラウマを残した。
テレビアニメ放映版でのおしおき映像は桑田の顔が写らないように編集されて放送されていたが、DVD/BR版ではゲーム版に準じた物となっている。
【動画】ダンガンロンパ おしおき 千本ノック【PSP】
桑田怜恩(くわた れおん)が凄惨に処刑される姿は多くのプレイヤーにトラウマを残した。
ジークフリード・キルヒアイス(銀河英雄伝説)
「ジークフリード・キルヒアイス」とは、田中芳樹のSF小説『銀河英雄伝説』の登場人物である。
「銀河英雄伝説」の銀河帝国サイドの主人公の「ラインハルト・フォン・ローエングラム」の無二の親友かつ殆どの思考や時間を共有する「半身」的存在であり、彼に諫言できる唯一の存在でもあった。
物語上重要なキャラクターで人気もあったが、物語の序盤(本伝2巻終盤)で死亡退場した。ジークフリード・キルヒアイスの死は、ヤン・ウェンリー暗殺に匹敵する悲劇だった。
ジークフリード・キルヒアイスは、リップシュタット戦役終結後の捕虜謁見で起こった事件により、ラインハルトを庇い命を落とす。
キルヒアイスの最期の言葉「ラインハルトさま……宇宙を手にお入れください。それと、アンネローゼさまにお伝えください。ジークは昔の誓いを守ったと……」
ジークフリード・キルヒアイスは、主要人物であるが物語序盤で命を落としてしまうため、彼の死に対しては「早すぎた」との論議が再三起こり、原作者・田中芳樹氏も「早く死なせすぎた」と後悔の言葉を述べている。
彼の死後は、ラインハルトを始めとする銀河帝国の主要人物のみならず、敵側であるヤン・ウェンリーさえも「あのジークフリード・キルヒアイスが生きていたら・・・」と決まり文句のように口にする。
人気を博したこの作品においてなお「キルヒアイスの死は早すぎたのではないか」という読者の意見は多い。作者自身も、プロット上問題があり、その死を早くし過ぎたことを初版の本伝5巻のあとがきで認めている。
ただし、作者は当初より彼をヤン・ウェンリー同様物語途中で死亡するキャラクターと設定しており、問題があるとしたのは「早く死なせすぎた」という点で、たとえ読者からいくら苦情が来ても物語の最後まで死なせないという選択をすることはなかったであろうとしている。
ラインハルト曰く「ゴミ溜めの中にも美点を見出す」タイプの人物で、温厚で公明正大な人格者であり、皮肉交じりにラインハルトから「優秀な教師になっただろう」と言われている。
帝国外の人物からも好感を寄せられており、ヤン・ウェンリーはキルヒアイスの訃報に触れた際、「古くからの友人を亡くしたような感覚に襲われた」と語っている。また、キルヒアイスの人柄に触れたボリス・コーネフは「いい人間は長生きしない」とキルヒアイスの早逝を予見するような発言を残している。
カミナ(天元突破グレンラガン)

『天元突破グレンラガン』第8話「あばよ、ダチ公」 カミナは衝撃的な死を迎える。劇中でもあふれ出るそのカッコよさ・熱さから「世界三大兄貴」の一人として挙げられている。
カミナは、GAINAX製作のロボットアニメ『天元突破グレンラガン』の登場人物。情熱的で野心にあふれるチームリーダー的存在。17歳の頑強な肉体を持った青年。主人公・シモンの兄貴分であり、魂の兄弟(ソウルブラザー)と呼んで信頼している。
『天元突破グレンラガン』第8話「あばよ、ダチ公」にて、カミナは衝撃的な死を迎える。
カミナは四天王・チミルフとヴィラルの猛攻を受け瀕死の重傷を負ってしまう。しかし、カミナは重体の体に鞭打ちシモンの所まで行き、闘魂注入と男の信念を伝えることでシモンを奮起させ、グレンラガンへと合体。必殺技「ギガドリルブレイク」でチミルフを撃破、ダイガンザン奪取に成功した。
しかし、カミナは既に力を使い果たし満身創痍の状態であり、「あばよ、ダチ公」の言葉を残しこの世を去った。墓には愛用の日本刀とマントが墓標として掲げられた。
カミナは、漢の中の漢であり、常に前を向き突き進み、己の信念を曲げず、仲間を信頼し励ます姿、劇中でもあふれ出るそのカッコよさ・熱さから「世界三大兄貴」(アニメ・漫画・ゲーム・特撮etc…それらの舞台を圧倒的な熱さ・頼もしさ・格好良さで駆け抜ける『兄貴』たる者達。その中でも特に次元が高い三人の兄貴のみに与えられる称号。)の一人として挙げられている。
上杉和也(タッチ) 衝撃的な突然死。
上杉和也とは、あだち充による漫画『タッチ』前半におけるもう一人の主人公。上杉達也の双子の弟。明青学園野球部に所属し、ポジションは投手。野球や勉強に関しては大変な努力家で負けず嫌いで妥協を許さないところがあり、成績優秀でスポーツもできる優等生で、男女子問わず大変好かれ信頼されている。
だが高校一年時の夏、甲子園行きが懸かった西東京予選決勝戦の新田明男擁する須見工業高校戦の日に、子供をかばって車にはねられ帰らぬ人になってしまった。
野球漫画の不朽の名作かつ金字塔と称賛されるラブコメ「タッチ」のメインキャラが突然死ぬのは全くの前代未聞であり、当時大変話題になった。
作者のあだち充によれば、和也を死なせる事は最初から決めており、タイトルのタッチには「バトンタッチ」という意味が込められているとの事である。
夜神月(DEATH NOTE) 壮絶な最期。
夜神 月(やがみ ライト)は、漫画『DEATH NOTE』の主人公の一人。警察庁幹部の父、専業主婦の母、3歳下の妹を持つ4人家族の長男。一人称は「僕」。家族の愛情にも、経済的にも不自由しない家庭環境で生まれ育つ。端正な容姿と優秀な頭脳、スポーツなど各方面において卓越した才能を発揮し、家庭においても学校においても秀才として認識されている。真面目で正義感が強く、友人や家族仲にも恵まれている。
ニア「――ジェバンニが一晩でやってくれました。」
ニア「夜神月、あなたがキラです。」
ニアも自分がLを超せない存在だという事は分かっていた。感情的なメロ、行動力に欠けるニア。でも・・二人合わさったなら・・。
ニア「二人ならLを超せる。そして、今、Lが敗れたキラに―確たる証拠を突き付けている!!」
夜神月「おまえが目の前にしているのはキラだが、新世界の神だ。」
ニア「いいえ、あなたは、ただの人殺し、死神の力に負け、神になろうと勘違いしている”クレイジーな大量殺人犯”ただそれだけです。」
隙をみて、夜神月は時計の切れ端に仕込んでいたデスノートの切れ端にニアの名前を書こうとするが、松田の銃で手を撃たれ失敗。
松田「な・・何だったんだ、夜神次長は、君の父さんだぞ。馬鹿を見たで済ませるのか!!」
血で名前を書こうとする月の身体に弾丸をねじこむ松田。
松田「殺す・・・こいつは殺さなきゃ駄目だ」
夜神月は、地面を這い、死神リュークにこいつらの名前を書くように仕向けるが・・・。
リュークが書いたのは夜神月の名前だった。
リューク「デスノートを使った人間が天国や地獄にいけると思うな」
月「うわ―っ 死にたくない!!逝きたくない―。」
夜神月は、敗北が決定的になったとリュークにも見限られてノートに名前を書かれ、生への執着から迫りくる死への恐怖に泣き叫びながら心臓麻痺で死亡した。
最期の言葉は『ちくしょう……』
テレビアニメ『DEATH NOTE』(デスノート)は、漫画『DEATH NOTE』を原作とした深夜アニメ作品。
アニメ版『DEATH NOTE』における夜神月の最期
神と崇めた月の無様な姿に絶望した魅上の自殺に、周囲が気を取られている隙にYB倉庫から逃走し、夕方になった道にデスノートと関わる前の自分の幻とすれ違う。重体の身で徘徊した末、リュークに名前をノートに書かれ、廃屋の工場でLの幻を見つつ眠るように死亡する。原作で殺されるきっかけとなるリュークに助けを求めることはしなかったため、殺した理由は「ノートを人間界に持ち込んだ死神とそのノートを最初に手にした人間との掟」という設定が主になった。
テレビアニメ『DEATH NOTE』と原作漫画との相違
●魅上は、YB倉庫内でペンで自分の胸を刺し自殺(月への罵倒省略)。
●月は、魅上が死亡した瞬間の隙を突いて重傷の状態で倉庫外へと逃亡するが、塔の上にいたリュークにノートへと名前を書かれ、過去の自分やLの幻を見た後、工場内の階段にてリュークへの命乞いや心臓麻痺で苦しむ場面も名無く、失血死の形で心臓麻痺で落命。
●海砂が電車に乗ってビルの屋上へと赴く場面が追加。
弥海砂(あまねみさ)は、アニメ版ではYB倉庫付近の建物の屋上の柵の外に立っているシーンで出番を終えており、その後の生死は不明。
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